ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

とある夏の日の小さな旅の序

2018-07-25 06:44:18 | 里山を歩く
 昨夜の続き、玉川村駅。



中に入りますと、ホームは長いです。
かつては、木材の積み出しなどで、相当に賑わったそうな。
駅前に大きな倉庫あり、近くには旅館や映画館もあったと聞きますが、今はひっそり。



駅前には、10台くらいの駐車スペースがあり。
基本、自由駐車で、拙宅からは40分ちょっとの距離。



ブログ主的には、今後もきっと。
みちのくへの、もう一つの玄関口となる予感。



 さて、水戸方面から、ぽっぽさんが見えましたが。



予想よりも、長めの車両編成。



なんと、全4両の豪華版でした。
これもひとえに、常陸大子止まりでなく、郡山行きのお陰様かと。
勇躍乗り込みましたが、中はやはり、がらんとしており。



早速撮ったこちらの連結部ですが、何かものものしい印象。
前後に運転席あるワンマン車両同士をつないでいるという、それゆえのややこしさと感じつつ。
それでもやはり水郡線、ひとたび走り出せば、そこは原風景のピカイチワールド。



わが切符こそは、いわゆる青春18ではなく、普通のそれではありましたものの。
日本の原風景をつなぐ有り難いパノラマに、即座に浸った車中の幸。
しばらくは田園の高台を走り、目指す久慈川河畔を、今か今かと待ちわびつつ。



野上原駅に近づいたあたりで、向こうに見えた久慈の河岸の竹林。
そういえば、確か。
惜しまれつつこの春に店仕舞いした、水戸の竹材屋さんの本拠地も、この近くの旧山方町エリアでした。



野上原駅からの水郡線通学だった、かつての級友二人の横顔も懐かしみつつ。
さらに、いくつか駅を過ぎ。
ついに久慈の流れに、掛かる橋見ゆ。



過ぎ去ったところで撮りましたのは、ザ、沈下橋(参考→ギタリストさんの記録)。



ペンタックスのシャッター音が高いですが、乗客さん少なく助かりました。
いわゆる沈下橋という再生力旺盛な生き様には、深い共感を覚えるブログ主ですが。



ぐんぐん進んで、ただ今は下小川駅を過ぎて、西金駅手前あたりか。
夢見心地のままに、麗しき清流さんとしばらく並走。
鉄路から望む奥久慈は、車道のそれよりも数段格上と感じつつ。



鮎の釣り人さんらも見下ろしながら。
イノシシ止め射しで笠間に居残り、難儀しているであろう仲間には、相すまぬと詫びつつも。
列車は流れをさかのぼり、水郡線をぐんぐん進みました(続く)。
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