ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

雨あり日本晴れあり秋冷です

2011-11-27 06:13:48 | 里山に捧ぐ
 今頃の季節は何かとあわただしいですから、疲れをためないことが大事ですね。
そういうときこそ上手に休めという、大先輩の言葉を、時々思い出します。
そこで昨日は、昼前2時間ほど、自由な時間を頂きました。

つれづれに、晴れ渡った飯田ダムを散策しました。
貴重な撮影時間でもありますが、撮影はほどほどにして、おいしい空気を頂くことにしました。
そうしましたら、久しぶりに、ご近所のシブメン親父さんに遭遇しました。

昨日のシブメンさんのブログ昼記事にも、飯田ダムのレポートがあります。
シブメン親父さんのブログも、青葉と同じく、いつも自然さんに感謝しています。
この、感謝という、穏やかで素朴なる心情というもは、人生に親しむ第一歩と感じるこのごろです。

それにしても、昨日の飯田ダム=湖名・笠間湖は綺麗でしたね。
「笠間湖観光協会でも設立しましょうか」と、二人で笑いました。
では、本日は、ゆるりと、この一週間の陽気さんのレポートです。


一週間は、雨の朝で明けました。
この日は、とても暖かでした。
山すそに光って見えるのは、農業団体さんの稲作用育苗ハウスです。
ただ今のシーズンは、花苗のプロさんにレンタルされ、パンジー・ビオラが出荷最盛期です。



霜が降り、一息に冷えてきました。
イチョウさんの落葉は、この季節の典型的なシーンですが、このシーンに出会えるのは幸運です。
なぜなら、イチョウさんは、冷えが到来した日を選び、一斉に落葉するからです。
その日が木枯らしだと、落ち葉も遠くへ飛ばされ、一面の金色じゅうたんは消えてしまいます。
最近は、街灯の影響などで黄葉・落葉の個体差も大きくなっていますが・・・。
夕方の、乏しい光のなかでしたが、一枚記録いたしました。



原っぱの強靭なクズさんも、霜には抗しがたく、枯れ始めます。
強靭なマメ科植物の種子は、こうして生きています。



クリ園の地面の枯れ草の間に、新しい緑が勢いを増しています。
いわゆる、冬草さんたち。
冬の太陽の下で、しっかり充実を果たし、春一番に勝負に出ます。



我が家の庭先、朝日を浴びる霜柱です。
土を押し上げる氷の力を、お日様が祝福しています。
向こうに霞んでいるのは、タフな雑草、カタバミさんの実鞘です。
これがはじける前が勝負です。



霜柱の中、サフィニアさんの最後の一輪です。
夏の間、かわるがわる半年間も咲き続けました。



へこたれてない人は、ここにも居ます。



コギクさんも、笑みを浮かべています。
それにしても、皆、自ら生えて育って花を咲かせて。
自力と他力の競演ですね。



飯田ダムに近づく道の陽だまりです。
陽だまりはいいですね。
ネコさんニコニコの気持ちです。



ダムサイトから、シブメン親父さんと吾国山(わがくにさん)を眺めます。
シブメン親父さんは、いつものポーズをキメて、疾風のように去っていきました。
飯田川は涸沼川(ひぬまがわ)と合流して、やがて那珂川とも交わり、太平洋に注ぎます。
太平洋の水は、神田川にも淀川にも、北上川にも通じますね。
やがては、ガンジス、ナイル、テムズ、ハドソン、ラプラタ川にも通じます。
そうして、再び、この里山に戻ってきます。
メナム川の水害の沈静化を祈っております。

今週も、静かに巡る無き流水のごとく、たんたんと動いてまいります。
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◎里山生きてます・茨城笠間!
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