ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

友と笠間湖で語る未来です。

2011-11-28 06:11:08 | 涸沼の水源は笠間湖こと飯田ダムです
 飯田ダム・笠間湖は、いつ見ても、水位はほぼ満水で、安定しているようです。
ここは飯田川の上流ですが、実は涸沼川(ひぬまがわ)本流の水も導水しています。
二つの川は、二手に別れて3キロほど離れた後、ここで再び、小さな丘一つ隔てて接近しているのです。

そういえば昔、学校の授業で、理科か社会か忘れましたが、地形の話がありました。
山と川が作る、息の長い、地形の一生の物語。
幼年期、壮年期、老年期、準平原と推移するという、4コマの地形の挿絵がありました。

 授業を聞きながら、笠間の飯田あたりは、おおむね老年期だなと思いました。
地質的に見ましても、このあたりはかなり古いそうです。
国道50線より北は、みかげ石ではなく、砂岩層になっている笠間盆地です。

老年期の老の字には、本来、良い意味があります。
いにしえの大和言葉によれば、いのちの「い」、持続を意味する「る」、そして御の字の「お」。
つまり、老人というものは、長く命を続けてきた尊いお方という意味であります。
なるほど、長老とか、江戸時代の老中・大老などに、その語感がありますね。

 と、話が逸れそうになったところで、笠間湖の画像です。
水鳥は、カワウさんのようです。
カワウさんは食欲旺盛なので、魚をどんどん食べます。

昔は、このあたりにカワウさんは居なかったと思います。
今は普通に見られるシラサギさんたちも、高度成長時代に、このあたりに住み着きました。
その頃、東京・多摩丘陵のぽんぽこ狸さんたちは、安全に暮らしていたのでしょうか。

そういう話をする二人の人物の影は、土曜日のシブメン親父さんと青葉です。



文明が進めば、自然生態は変わります。
昔の田舎には、マラソンランナーやデジカメ男も居ませんでしたから、人間さんも変わりました。
このダムを見ていると、何かできそうな気がしてきます。
笠間湖観光協会では僭越ですから、とりあえず○○協会と仮称、目の前の缶を笑顔で拾うとか。

10年前にここで自然観察会があり、その時には、オオタカのつがいが飛んでいました。
また、下の写真の通り、いくつもの沢がこのダムにはあります。
金掘沢の名もあるように、このあたりには、鉄やマンガン鉱に関する伝承もあります。

飯田ダム・笠間湖は、ダム湖としての水質は上々とか。
○○の中にいかなるタイトルを入れるものか、少しづつ迫りたいものです。




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