ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

雨の午後に雑木さん迷路です

2012-11-27 05:56:52 | 里山を歩く
 とある雑木林さんに、たまたま、伺いました。
こまめな地主さんが、こまめに管理されております。



たまたま、通りかかっただけの、見知らぬ雑木林さんなのですが。
笠間の隣町、茨城町さんの、とある道端の、サツマイモ畑さんの隣。
その向こう岸に、なぜか、関わってしまいました。



適度に人手が入っております。
お陰さまで、空気が清々しく、この場が聖域であることが、際立ちます。
大切なのは、やはり足元、地面さんの清浄な印象です。



このエリアは作業前ですが、毎年の管理の跡が認められますね。
山桜さんも、クヌギさんも、ご機嫌です。



お陰さまで、福徳円満顔。
クヌギのオヤカタさんの樹皮は、こちらの見所です。



低木さんも、見所です。
苔むすクヌギに、寄り添うガマズミさん。
大樹の陰は温かく、紅葉は、まだ先。



 さて再び、聖域をたどります。
お相撲の稽古すらできそうな、柔らかな大地さん。
生き返る心地です。



毎年刈り取れば、アズマネザサさんもこの通り。
かしこまって、グランドカバーさんとなり。



ところが、お隣さんの林では、管理が遅れ気味らしく。
少々はびこり始め、背丈が伸びつつあり。

お、さらに向こうには、先輩格が。



どっこい、そのまたお隣さんの、
さらに伸びた、アズマネザサさんのデモ行進。
ほぼ藪となって、異界の迷路へ続々と。

もういいかい。
まあだだよ。
こうなりますと、かくれんぼに夢中になる方には、要注意の迷路なのです。

異界か、はたまた冥界か。
メイカイな、結論は得られぬままに、天を仰げば。



イヌザクラさんの、黄葉幻想その中に。
クヌギの枯れ葉さんが、現実的なお姿で、引っかかっており。
辛うじて我に帰った、雨の幻想迷路でありました。
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