ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

南京玉すだれ講座準備続報

2017-12-02 19:12:42 | 里山に捧ぐ
 今朝の続きですが、丸く細長く整えた竹製の部材の長さは、33㎝。



小口には、丁寧な面取りが施してあり。
師匠のお話では、奈良の割り箸業者さんに特注して制作して頂いたとのことでした。
口上には、竹なる数は36とありますが、現在使用しているものは56本です。



それぞれの二か所に穴を開け、麻糸をその穴から隣の竹の胴にくぐらせて、地道に結んでいきます。
但しその穴は、竹の真っ芯に開いておりませんと、うまく動かぬようで。
師匠は専用の工具を用い、入魂の穴あけを実践されておりましたが。



ご覧の麻糸の結びも、また。
今は故人となられた宗家のお手製、有り難く愛用させて頂いておりますが。



こちら、演者の側には、黒い丸ポチが四か所。
現場での動きを助ける工夫です。



ちなみに、画像左側の演者サイドは竹材の内側にあたり、色は白目でややざらついた感。
右のお客様にご覧頂くサイドは、竹の外側ですので、薄茶色を帯びて光沢があります。
ざっとこんな玉すだれですが、目下計画中の講座では、現実的なプログラムを検討中。



まずは、こちらのネットショップさんの情報ですが。
愛用のものと同サイズを販売されている会社が、キット販売もされているということで。



とりあえず目下のところは、大掛かりに過ぎぬようにキット活用で。
結ぶ工程から、皆様にはご参加頂く方針です。
いずれにしましても、結びを自分で修復するのは必須のスキルとなりますので。



さて、検索ついでに、竹製品の関連ページもめくらせて頂きましたが。
懐かしい御品も見える今回ご縁のサイトは、奈良県さんではなく京都でした。
それも、たまたま問い合わせた会社では取り扱えないとのお話ながら、御親切に情報を頂いたというご縁。



その御縁を結んで頂いた会社とは、上記画像の伏見・山石商店さんでございます。
同社のご親切な女子社員さんに感謝しつつ、ご紹介頂いたショップ情報を基本に詰めてまいりますが。
げに玉すだれとは予期せぬご縁のたまものと、たまたまのご縁に深く御礼申し上げます。
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