ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

親族長老のリンゴ園を歩いて

2018-10-24 06:54:20 | 里山に捧ぐ
 早朝から、眩しいリンゴ園でした。



北国の青空に映える、紅玉さんの輝きは、青森県の八戸市郊外。
先週のある朝、親族長老のリンゴ園を歩きました。



度重なる風ニモマケズ、手塩にかけて今年も育てましたが。
親族長老こと園主は、歳を越せば、齢92を数える現役翁。
第二の人生で、先代から受け継いだリンゴ園を、今なお守り。



守るだけでなく、不易流行。
常に時代の声を聴きつつ、挑戦を重ねて今を迎えましたが。



振り返れば、これもひとつのリンゴ道。
道には、終わりはないもので。
その一粒一粒に向けるまなざしは、やはり愛あってこそ。



様々な自然さんの手荒い洗礼も、こんなふうに。
様々な手仕事で、お天道様とともに乗り越える毎日でしたが。



先週、草葉の陰に、リンゴ落ちました。
その一粒こそは、かけがえのない一粒。
それゆえか。



無言の赤とんぼさんは、そのまま動かず。
iPad撮影ですので、ズームは割愛いたしましたが。
赤とんぼさんと、リンゴ園の香りの中に、しばらくおりました。



ちなみに、長老は、葡萄も栽培しており。
これまた甘いので、スズメバチさんも徘徊しておりましたが、画像は省略。



 さて、北隣の田んぼ越にも、どなたかのリンゴ園が見えましたが。
かつてはリンゴの里だったこの地域も、現在は、ここと向こうの二か所のみ。



世の移ろいを感じつつ、滋味を噛み締めましたが。
外観が劣る加工用も、長老ならではの味わいで。
ジュースの他に、スタッフの趣味の鶏の餌にもなるようです。



こんな感じで、ミンチ状にして、健康な烏骨鶏を育てているとか。
そろそろ老境のスタッフさんでしたが、お陰様で心身共に壮健なご様子。
リンゴと巡る北国の命に、深く感謝いたしました。
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