林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史46(ピッキングの基本)

2015年08月25日 16時33分19秒 | バンドの歴史


ピッキング~、ピッキング~。

ギターを弾くときに、大切なのは、運指よりも、ピッキング~。

右利きの人でいうと、「左手の運指」よりも「右手のピッキング」が大切!!
これは間違いない事実ですわ!


左手の華麗な指さばきに感動しがちですが、本当に大切なのは、右手のピッキングなのです!!

これはね~、なかなか意識しづらいうえに、一度クセがついてしまうと、なかなか直せない・・・


おいらがライブのたびに弦を斬る、その原因は、ピッキングだったのです!!


順序立てて話すと、おいらがギターを弾き始めたころのアイドルというか、目標は、この方!


ニール・ヤング様です!!



で、ニール・ヤング様のギターの弾き方は、かな~り、クセがあります!


百聞は一見に如かず、見てみましょう!!


Neil Young - Solo - Rockin in the Free World - Acoustic Guitar



ものすご~く、かっこよくて、今でも、血が熱くなる映像なんだけど~!!

1分20秒くらいのところを見てください!!

ニールヤング様が、感情の高ぶりを、ギターにたたきつけるように演奏しているのです!!


これ、おいらが20歳くらいのときに見て、ものすごく、影響されちゃったんだな~。


こんなふうに弾きたいよっ!!


そして、以下の計算式がおいらの中に、不動の存在として刻み付けられたのです!!

ピックを叩きつけるようにして演奏するかっこいい

そう、普段はやらないんだけど、ライブになると、やってしまうのです・・・



なぜって??


興奮しているから!!(爆笑)


んで、弦が斬れてしまうのです・・・(当然)



ていうことは、簡単じゃん、この弾き方をしなきゃいいんじゃん!!


と考えた、そこのあなた!! 100パーセント正しい!!



でもね、無理なのよ、興奮しているからね、無意識のうちにやっちゃうの・・・
そして、弦を斬って、初めて気がつくのさ~!!(遠い目)


いや、あのね、あまりにも悲しいから一応、言い訳しとくと!

ライブ本番で気持ちがたかぶることによって、いい演奏ができるときもあるのよ!!


普段では考えられないような、感情的なヴォーカル表現ができたりとか!
普段では考えられないような、奇抜なフレーズのハーモニカが吹けたりとか!

でも、普段では考えられないような、ギタープレイは、できたことない・・・(号泣)


やっぱり、ギターがへたくそなんだよ~!!



そいえば、おいらのことを、40年近く知っている幼馴染の、VROOOMに言われたさ~。

こんな感じで、さわやかに、言われたな~!


「お前は、一番うまいのが、ハーモニカ! 次がヴォーカルで、それに比べたら、ギターはダメだな~(笑)」


返す言葉もありません・・・




さて、具体的には、弦を斬らないためにどうするか・・・

ライブの1曲目をバラードとかにして、自分を落ち着かせる」とかも考えましたよっ!!

でも、2曲目でアップテンポの曲になったら、やっぱり興奮して斬るのです!(涙目)


自分が制御でき~ん!!


んで、忘れもしない、昨年の夏のことですよ。

出張先で山道を歩く用事があって、けっこう長い時間、山道を一人で歩いたのです。


こんな感じの山道!

んで、考えた、と


おお、夏目漱石の「草枕」みたいじゃないですか!!

かっこいいぞ、俺!!(笑)


といっても、頭の中は、ず~っと、

「弦を斬らないですむ方法はないのか~!」
「なんで俺はこんなにバカなのか~!」
「店長にまた怒られるのか~!」
「VROOOMに笑われるのか~!」


とか、そういう、煩悩ばっかり(笑)


んで、とある瞬間に、ピコーンと、ひらめいたのですよっ!!


ひらめきの内容は、次号じゃ!!