こんばんわ。
アップルビデオ高津店 二輪担当ブルームです。
突然ですが、長いこと乗ってきたスポーツスターXL1200Rを手放すことになりました。
スポーツスターとはその名の通りスポーツ性の高めな小さいハーレー。
それこそ人生最後のバイクになるかとも思ってたのですが…
さよなら、僕のスポーツスター。長い間ありがとう。
そして先日、新しいスポーツスターXLH883がウチにやって来たのです。
またスポーツスターかよ!っていうツッコミは無しで。
こう見えて今までのよりもひとつ古い型の車種なんです。
中古車と云うには古く、旧車と云うには新しすぎる。そんなお年頃の車両。
それまでのよりも古い型のエンジン積んだマシンに乗り換えるってのは
ハーレー乗りの典型的なパターン。性(Sa・Ga)と呼んで差支えない。
何故ならば、古ければ古いほど偉いっていう、
ヒエラルキーともカーストともつかないモノに支配された
閉ざされし世界の住人。それがハーレー乗りなのだから…
まぁ我らスポーツスター乗りは少し離れたとこに位置してますけどね。
大体は、スポ以外の大きいのに乗ってる連中からはスポは見下されてて
スポ乗りはスポ乗りで、スポ以外の大きいのには全く興味がない。
そんな感じの相容れぬ関係なのだ。(…と、思います)
写真では分かりにくいのですが、前のよりも一回り小さいのです。
(フロント周りだけは同サイズ。)
エンジンやフレーム、リア周りがとても小さいのですが、
ほんと乗ってる本人しか違いがわからないかも。
どうよ、このケツの小ささ!たまんねぇなオイ!
と、まぁそんな感じで、リアタイヤ&フェンダー(ギターは関係ない)が細い。
タンクやホイールが更に古いタイプのものに換えてあるので
一見ものすごく古いバイクに見えるかもしれませんが、
れっきとした2001年型! 何だ、全然新しいじゃん!
(70年代80年代の車両がまだ割と普通に走り回っている
というのがハーレー界の恐ろしいところ…)
1980年くらいのスポーツスターXLS1000ってのに雰囲気は似てるかも。
ていうか純正でこのタイプのタンクを乗っけたスポってコイツくらいです。
そしてその乗り味というのが…
ものすごく荒々しい!の一言。
前の1200Rよりも排気量が小さいのに、非常にパワフルなエンジン。
今までスポーツスターだと思って乗ってたものは一体何だったのか?と思えるほどに
ひとつ前のエンジン積んだマシンは、全く別の乗り物だったのです。
聞いてたとおり振動が激しく、バックミラーとかもうブレブレ。
そのために現行エンジンはラバーマウントといって
フレームとエンジン間に振動吸収のラバー塊を挟んであるのですが
それが故に、とてもマイルドな乗り味になっていたのですね。
街乗りは楽しくなったけど、高速はますます乗りたくなくなったぜ!