
こんばんわ。
アップルビデオ高津店 無法者ブルームです
今日も引き続き、私の若い頃のバイクの思い出話・第3話です。
→・第1話「憧れのアメリカン」。
・第2話「ひとつ上のアメリカン」
中型アメリカン「ヤマハ ビラーゴ400」に乗るようになって
カスタマイズの魅力に取り憑かれた私でありましたが、

それもそう長くは続かなかったのです。
何故ならばこのビラーゴ400は、他の人気車種に比べると
社外品カスタムパーツの種類が圧倒的に少なかったのだ。
もともと不人気故に選んだことが仇になりましたよ

そして、色々とカスタムを進めていきますが、
車検の時に元に戻さなくてはならない。
当時は今のようにインターネットなどの情報源もなく、
とにかく全部元に戻さないとならないものだと思っておりました。
現在では全てきっちり法定内でのカスタマイズを楽しんでおりますが、
当時の俺は何も気にしていなかったので、法的にはすげー怪しかった。
排気音量とかそういう目立つ部分ではなく、もっと地味なところで、
ナンバー灯とかリフレクターとか多分取っ払ってたりしてました

今になると考えられませんが、地味~なところで違法改造車だったのです。
認めたくないものですね。自分自身の若さ故の過ちというものって。
…って、どっかの有名な赤い人もそう言ってたじゃん?
ちなみに俺の敬愛する元ブランキージェットシティ・浅井健一クラスになると
テールランプ代わりに自転車のリフレクターが装着されてたりします。危険すぎる~!
小さくてカッコいいけどさ、当然ナンバー灯・ブレーキ灯としては機能しないのでアウトです!

一方その頃、パーツ屋とかでよく見かけていた、
別のカテゴリーのバイクに興味が移りつつありました。
ホンダ・GB250クラブマンやヤマハ・SR400といった単気筒バイクです。
当時アメリカンブームの影で人気が高まっていたこれらのバイクは
大型バイクと大差ないサイズ・重量の中型アメリカンと比べて非常に小型で軽量。
見栄を張って大きくて重いのに乗るよりも、
俺の体格にも合ってて自然体で乗れそうだし、
250ccならば車検も無いし…
中型だけどリアルサイズなアメリカン・ビラーゴ400は、
結局1回目の車検を受けること無く、売却することとなったのです。
そもそも車検に出す資金すら怪しかったので

そんな訳で、気がついたらこんなのに乗り換えていました。

カワサキ・エストレヤ250
スペイン語だかで「星」

当ブログ読者の方はお気づきかもしれませんが、
あの伝説のマシンがついにここで登場です。
雨や雪の降る中、およそ1000kmの道程をほぼ無休で12時間かけて
ヒロシマから上京してきたというアレ。
伝説のマシンっていうか、その行動自体が伝説っていうか。俺自身が伝説っていうか。
(しかもあれ以来一度も帰郷していないという)
ちなみにこれまでのバイクとの決定的な違いがひとつ。
それはアメリカンで無くなったことではなくて、
なんと、このバイク今でも新車で販売している現行車種なのです。
そんな訳でエストレヤに乗り換えた俺ですが、車検のない250ccということで
ますますカスタマイズに走ってしまう訳でした。
しかも不人気車ビラーゴ400と違ってパーツもいっぱいだ

つづく?