林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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エストレヤのバリエーション

2017年08月25日 12時00分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 カワサキ市民ブルームです。


ということで、20年ぶりのカワサキ・エストレヤ。
同じ車種の2度目の購入は初めてです。
厳密には今回のは「エストレヤ・カスタム」という車種なので
最初の初代エストレヤ(無印)とは違うといえば違わなくもない。

エストレヤというバイクは1992年から販売していて
残念ながら今年2017年がラストイヤーとなります。
そのあまりに異質なレトロデザインのため
初期型が発売された当初はあまり売れませんでした。

エンジンまでも完全新設計っていう、
このサイズのバイクとしては異例の気合の入れ方だったのに
これではイカンと思ったのか発売から3年後に大きな変化が起きます。
レトロすぎる感の根源であるサドルシートをオーソドックスなダブルシートにした
エストレヤRS」の追加によるテコ入れの敢行。
さらに翌年96年には無印・RS共にドラムブレーキ仕様としてレトロ感を増した
カスタム」「RSカスタム」を追加してきました。
努力の甲斐あってか、その頃にはもうすっかり人気車種となっていました。



2000年からは無印とRSカスタムを無くして2車種に統合。
確かに、イスとブレーキそれぞれが旧式or新式なので
旧式イス新式ブレーキエストレヤ
新式イス新式ブレーキエストレヤRS
旧式イス旧式ブレーキエストレヤカスタム
新式イス旧式ブレーキエストレヤRSカスタム
とあれば、中途半端に新旧混じった無印・RSカスタムより
両極端なRSとカスタムを残すほうが合理的だと思います。


さて、再びこのエストレヤの購入にあたって大事なのが
年式による車種の選択範囲。
昔乗ってた95年型は、まだRSが追加されたばかりの年式で
単純にRSのカラーリングが気に入らなかったので無印の赤を選びました。

画像の無印は94年ってなってますが、95年までカラー変更は無し。

ところが、当時の俺は何を血迷ったのか
エストレヤ最大の特徴であるサドルシートと
実はトップブリッジごと形状の異なるハンドルを
RS仕様に換装するというおかしなことをやっておりました。
出来上がったのはタンク・前後フェンダー・ライトがワインレッドのRS。
RSを買って無印の外装に交換するよりは、
全然費用はかかんないのですが。

でも、今となってはあのサドルシートを外すなんてとんでもない!



そんな訳で、20年ぶりのエストレヤ。
当然サドルシート仕様の無印かカスタムが候補となります。
で、よ~く見るとドラムブレーキ仕様の「カスタム」、
なんと、フォークブーツ標準装備ではないですか!
これが決め手となり、迷うことなくカスタムで確定。

車種が決まったところで、あとは年式なのですが
実は2007年から新型エストレヤ(実質ほぼRSの後継機)の1車種になったので
サドルシート仕様は2006年以前の車両を探さないとなりません。

つづく。