こんばんわ。
アップルビデオ高津店 カワサキ市民ブルームです。
ということで、20年ぶりのカワサキ・エストレヤ。
同じ車種の2度目の購入は初めてです。
厳密には今回のは「エストレヤ・カスタム」という車種なので
最初の初代エストレヤ(無印)とは違うといえば違わなくもない。
エストレヤというバイクは1992年から販売していて
残念ながら今年2017年がラストイヤーとなります。
そのあまりに異質なレトロデザインのため
初期型が発売された当初はあまり売れませんでした。
エンジンまでも完全新設計っていう、
このサイズのバイクとしては異例の気合の入れ方だったのに
これではイカンと思ったのか発売から3年後に大きな変化が起きます。
レトロすぎる感の根源であるサドルシートをオーソドックスなダブルシートにした
「エストレヤRS」の追加によるテコ入れの敢行。
さらに翌年96年には無印・RS共にドラムブレーキ仕様としてレトロ感を増した
「カスタム」「RSカスタム」を追加してきました。
努力の甲斐あってか、その頃にはもうすっかり人気車種となっていました。
2000年からは無印とRSカスタムを無くして2車種に統合。
確かに、イスとブレーキそれぞれが旧式or新式なので
旧式イス&新式ブレーキのエストレヤ、
新式イス&新式ブレーキのエストレヤRS、
旧式イス&旧式ブレーキのエストレヤカスタム、
新式イス&旧式ブレーキのエストレヤRSカスタム、
とあれば、中途半端に新旧混じった無印・RSカスタムより
両極端なRSとカスタムを残すほうが合理的だと思います。
さて、再びこのエストレヤの購入にあたって大事なのが
年式による車種の選択範囲。
昔乗ってた95年型は、まだRSが追加されたばかりの年式で
単純にRSのカラーリングが気に入らなかったので無印の赤を選びました。
画像の無印は94年ってなってますが、95年までカラー変更は無し。
ところが、当時の俺は何を血迷ったのか、
エストレヤ最大の特徴であるサドルシートと
実はトップブリッジごと形状の異なるハンドルを
RS仕様に換装するというおかしなことをやっておりました。
出来上がったのはタンク・前後フェンダー・ライトがワインレッドのRS。
RSを買って無印の外装に交換するよりは、
全然費用はかかんないのですが。
でも、今となってはあのサドルシートを外すなんてとんでもない!
そんな訳で、20年ぶりのエストレヤ。
当然サドルシート仕様の無印かカスタムが候補となります。
で、よ~く見るとドラムブレーキ仕様の「カスタム」、
なんと、フォークブーツ標準装備ではないですか!
これが決め手となり、迷うことなくカスタムで確定。
車種が決まったところで、あとは年式なのですが
実は2007年から新型エストレヤ(実質ほぼRSの後継機)の1車種になったので
サドルシート仕様は2006年以前の車両を探さないとなりません。
つづく。