林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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PS3でPS2のPS1~4のPS3

2018年02月27日 20時56分01秒 | VROOOM

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 レトロゲー愛好家ブルームです。

未だにプレステ3が現役っていうか据え置き機最新ハードな我が家。
そのPS3に過去のマシンの古いゲームが格安でDLできる
ゲームアーカイブスなるコンテンツがありまして、
現在久々に遊んでいるのがPS2版「ファンタシースター1~4」。
1世代前のハード(PS3)で、2世代前のハード(PS2)に移植された3世代前のセガサターンのソフト。
しかし、それも4世代、5世代前(メガドライブ、マーク3)のほぼオリジナルのままの移植版。

そんな2~30年前のゲームですが、
移動速度アップとかイージーモードとかあるので
今でも普通に楽しめます。

1から初めて3を飛ばして4まで終わらせました。
3を飛ばしたのは、ストーリー的に外伝的なモノだから。
そして、一番の問題作だから…
シリーズ集大成である4は今も色褪せない名作です。


てなわけで、いよいよ3を開始。


問題作と言っても、なかなか意欲的な作品でもあります。
1~2のSFファンタジーから一転、純中世ファンタジー。
と思わせといて実はスペースコロニーの中の世界だったり、
主人公、息子、孫の3世代に渡る壮大な物語なうえに、
嫁選びでストーリー展開が大きく変わるというマルチシナリオ。
それってDQ5のパクリじゃね?
なんとPS3のほうが2年半も先なのでした。
まぁ、知名度の差ってやつです。

で、なにが問題かと言うと、とにかく作りが荒いのです。
開発期間がえらく短かったらしく、特に後半がスカスカ。
ゲームバランスもたいへんに大味。
全体的に前作から劣化したグラフィックとUI周りに加え、
奇抜を通り越して奇天烈なモンスターデザイン

敵キャラのアニメーションは大体2コマ。それも指先だけとか。
背景は高速で流れてます。天と地がそれぞれ逆方向に。

そして、やらた頭に響く嫌な音使いで
4小節×2+2小節って構成が多い変なBGM
それでも、タイトル曲とフィールド曲は名曲です。
とくにフィールド曲は、パーティメンバーが増えると
楽器のパートが追加されて豪華になっていくという、
とても斬新な設計です。

あと、女の子キャラは(一部を除いて)とても可愛いです。
あの当時のグラフィック水準から考えるとオーパーツレベル。