林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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新しいギターが売れたっ!! その4

2018年03月12日 06時35分02秒 | 新しいギター購入計画


新しいギターを委託販売に出したら売れたので、そのお金をつぎ込んで、新しいギターの購入をもくろんでいる、つぁんでございますよ。


さて、前回の続きとして、14フレットのカッタウェイという存在に対する、おいらの思いを語ろうと思いますよ。



はい、冒頭の写真は、半年くらい前に欲しいなあ、と思っていたギターでございます。


見てのとおり、

金属製のリゾネーター・ギターで、
シングル・コーン
カッタウェイがありますね!!


ナショナル製の「リゾ・ロケット」というモデルです。

おいらの好みからすると、難点として、

ボディがピカピカすぎる(笑)

というのがありますが、このモデルに関しては、それ以外の選択肢が無いので仕方ありません。


それ以外にも、難点として、注目してほしいのは、

この赤い線のところで、ボディとネックが接合してありますよね。


これ、12フレットのあたりですわ。


これが、おいらとしては、ちょいと悲しい。
ボディとネックのバランスがいまいちかっこよくない・・・
なんか、ボディが大きすぎるように感じて、スマートじゃないと思ってしまうのですわ。



これが現在のおいらのメイン・ギター。

ネックの14フレットのあたりで、ボディと接合してありますよね。




このネックとボディのバランスが、おいらとしては、大好きなのです。




でも、14フレットで接合されているギターは、ナショナル製としては、主流ではないのですよ。




なぜなら、12フレット接合しているギターのほうが、その分ボディが大きいわけですから、生音も大きくなる。

それに、12フレットは、弦を張っている部分のちょうど真ん中なので、そこでボディと接合してあるほうが、頑丈です。

なので、ナショナル製のギターは、基本的には12フレットで接合してあるのですよ。


「リゾネーター・ギターというものは、アンプに通すものではない。」

という思想が根底にあるから、生の音を重視しているともいえます。


まあ、アンプが開発される前に設計された過渡期のギターなんだから、当たり前なんですけどもね。
おいらみたいに、リゾネーター・ギターをアンプに通して使うなんてのは、想定外だったわけです。



当然、カッタウェイが無い場合は、12フレット接合のギターは、高音部が弾きにくくてしょうがないです(笑)

そしてカッタウェイが有ったとしても、冒頭の写真のように、

全体としての見た目のバランスが、いまいち気に入らない・・・


で、おいらは、ナショナルの輸入代理店に、このような注文書を出したことがあります。

カッタウェイの横に、14フレットと書いてありますね。


そう、おいらとしては、14フレットで接合してあるギターを、カッタウェイにしてくれとナショナル本社に頼んだわけです。


そうしたら、その返事は、

14フレットで接合してあるギターを、カッタウェイにすると、強度的に問題が生じるから不可能だ!

という返事だったのです。


それで、ああ、ナショナル製のギターでは、存在しないのか、と諦めて、冒頭の写真のギター「リゾ・ロケット」を買うか悩み。

でも、ボディがピカピカだし、見た目のバランスがあまり好きになれないなあ、と考えて。



最終的に、

ドブロ製のこのギターを買ったというわけなのです。



はい、14フレットで接合してあって、さらにカッタウェイですよね。


見た目は完璧にかっこいいです。


でも、音がうちのバンドに合わなかった・・・

という堂々巡りが、おいらのこれまでのギター購入計画の紆余曲折なのですよ。


長くなったので、以下次号じゃ!!