新しいギターを委託販売に出したら売れたので、そのお金をつぎ込んで、新しいギターの購入をもくろんでいる、つぁんでございますよ。
さて、前回の続きとして、14フレットのカッタウェイという存在に対する、おいらの思いを語ろうと思いますよ。
はい、冒頭の写真は、半年くらい前に欲しいなあ、と思っていたギターでございます。
見てのとおり、
金属製のリゾネーター・ギターで、
シングル・コーンで
カッタウェイがありますね!!
ナショナル製の「リゾ・ロケット」というモデルです。
おいらの好みからすると、難点として、
ボディがピカピカすぎる(笑)
というのがありますが、このモデルに関しては、それ以外の選択肢が無いので仕方ありません。
それ以外にも、難点として、注目してほしいのは、
この赤い線のところで、ボディとネックが接合してありますよね。
これ、12フレットのあたりですわ。
これが、おいらとしては、ちょいと悲しい。
ボディとネックのバランスがいまいちかっこよくない・・・
なんか、ボディが大きすぎるように感じて、スマートじゃないと思ってしまうのですわ。
これが現在のおいらのメイン・ギター。
ネックの14フレットのあたりで、ボディと接合してありますよね。
このネックとボディのバランスが、おいらとしては、大好きなのです。
でも、14フレットで接合されているギターは、ナショナル製としては、主流ではないのですよ。
なぜなら、12フレット接合しているギターのほうが、その分ボディが大きいわけですから、生音も大きくなる。
それに、12フレットは、弦を張っている部分のちょうど真ん中なので、そこでボディと接合してあるほうが、頑丈です。
なので、ナショナル製のギターは、基本的には12フレットで接合してあるのですよ。
「リゾネーター・ギターというものは、アンプに通すものではない。」
という思想が根底にあるから、生の音を重視しているともいえます。
まあ、アンプが開発される前に設計された過渡期のギターなんだから、当たり前なんですけどもね。
おいらみたいに、リゾネーター・ギターをアンプに通して使うなんてのは、想定外だったわけです。
当然、カッタウェイが無い場合は、12フレット接合のギターは、高音部が弾きにくくてしょうがないです(笑)
そしてカッタウェイが有ったとしても、冒頭の写真のように、
全体としての見た目のバランスが、いまいち気に入らない・・・
で、おいらは、ナショナルの輸入代理店に、このような注文書を出したことがあります。
カッタウェイの横に、14フレットと書いてありますね。
そう、おいらとしては、14フレットで接合してあるギターを、カッタウェイにしてくれとナショナル本社に頼んだわけです。
そうしたら、その返事は、
14フレットで接合してあるギターを、カッタウェイにすると、強度的に問題が生じるから不可能だ!
という返事だったのです。
それで、ああ、ナショナル製のギターでは、存在しないのか、と諦めて、冒頭の写真のギター「リゾ・ロケット」を買うか悩み。
でも、ボディがピカピカだし、見た目のバランスがあまり好きになれないなあ、と考えて。
最終的に、
ドブロ製のこのギターを買ったというわけなのです。
はい、14フレットで接合してあって、さらにカッタウェイですよね。
見た目は完璧にかっこいいです。
でも、音がうちのバンドに合わなかった・・・
という堂々巡りが、おいらのこれまでのギター購入計画の紆余曲折なのですよ。
長くなったので、以下次号じゃ!!