未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle





「引用元:Jam Republic The Agency(@jamrepublictheagency)・Instagram

韓国で絶大な人気を誇ったダンスサバイバル番組の第2シーズン「STREET WOMAN FIGHTER2(スウパ2)」が昨年秋に放映された。

「スウパ」は韓国を代表するダンススタジオなどから8チームが出場して生き残りを賭けた、ダンスサバイバル番組である。

シーズン2では日本から「TSUBAKILL」そしてUSから「JAM REPULIC」が参戦している。

私は10月から放送された日本語字幕版を観ていた。

そしてそれに続いて「スウパ」のスピンオフとも言える「STREET DANCE GIRLS FIGHTER2(スガルパ2)」が放映された。

こちらは、公募された10代のガールダンサーが、6チームに分かれてダンスサバイバルバトルを行うのだが、「スウパ」のシーズン1,2 から6チームが「マスター」として参加する。

マスターはメンバーへの助言や指導を行い、またマスターが参加するミッションもある。

この異常な熱狂に包まれたオープニングからも、番組やダンサーの絶大なる人気や、溢れんばかりの期待が煽られる。

[スガルパ2/第1回先行公開] 10代の少女たちを😱させたマスター軍団のレジェンドオープニングパフォーマンス! #ストリートダンスガールズファイター2(日本語字幕あり)


出場者はチームごと(シーズン2からは個人参加も認められた)にマスターの前でダンスを披露する。

マスターが気に入れば「IN」のボタンを押し、4チーム以上の「IN」が得られれば合格。

どのチームに入るかは、出場者が決める。

[スガルパ2/第1回] 13歳で世界大会優勝? マスターを絶叫させた孤高の達人 'Ria Yamada' #ストリートダンスガールズファイター2 | Mnet 231121放送(日本語字幕あり)


リアは Jum Republic を選択、この時のカースティンの「帽子は取らなくていいわよ」の通り、最後までトレードマークのキャップを被ったまま出場した。

この辺りの個人を尊重する自由さが、リアには合っていたと思う。

ポップをベースにしたアニメーションながらも、その狂気溢れるスタイルが観る者を魅了する。

「体力に自信がない」と言っていたが、この並外れたチームの一員として、パワフルで躍動的なダンスを披露し、キャップを被るとか被らないとかは、チームワークとは全く関係のないことを証明してみせた。

[スガルパ2/Special]一目で見るチームジャムリパブリック(JAM REPUBLIC)の成長期👏lスガルパ2ステージコレクション


最初は7人いたメンバーが諸事情で抜けたり、ケガで出場を見送ったりなどのアクシデントに見舞われたが「Jam Republic」が、見事に優勝を勝ち取った。

[スガルパ2/第6回]激しい10代のダンスの戦い! 「ワールドクラス10代ダンスクルー」になる優勝チームは? #ストリートダンスガールスファイター2 | Mnet 231226放送


記事タイトルの「Jam Repulic」だが、調べてもその実態(?)が良く解らなかった。

「LinkedIn」のプロフィールページによると、本拠地はシンガポールで、以下の様に紹介されている。

Jam Republic は、多様な才能、創造性、知識、教育を結集することを目的としたダンスベースのネットワークです。 28 の異なるスタジオで構成され、23 か国に拠点を置き、成長を続けています。

通常はどこかにダンススタジオを構え、そこを拠点にしてダンスレッスンを行う傍ら、コレオやダンサーの出演依頼を受ける。

「Jam Republic」の場合、所属ダンサーが世界各地に点在しており、必要に応じてニーズに合わせた編成が組まれ、招集がかかる仕組みのようだ。

「スウパ2」出場メンバーは「カースティン(ニュージーランド)」「ラトリス(オーストラリア)」「キム(中国)」「エマ(サモア)」「オードリー(US)」

その他「スウパ2」出場メンバーでは、BEBEの「パダ(韓国)」、TSUBAKILL の「AKANEN(日本)」「ユメリ(日本)」

「XG」関連でPerformance Directorの「RENAN(日本出身)」、SHOOTING STAR/LEFT RIGHT/TGIF/PUPPET SHOW などのコレオに関わる「キール・トゥーテン(NZ/UK出身)」、PUPPET SHOW の Coreography としてクレジットされいる「トッド・ウィリアムソン(NZ出身)」などが所属している。

そして「RIA」もまた、今は「Jam Republic」に所属している。


「引用元:Jam Republic The Agency - Ria Yamada

■カースティン
ニュージーランドのメンバー。リアーナやジャスティン・ビーバーの世界的に有名な振付師兼ダンサー。元「ザ・ロイヤル・ファミリー」メンバーおよびリクエストダンスクルー。リアーナ、ジャスティン・ビーバー、CL、ジェイソン・デルーロ、ニッキー・ミナージュなどのバックダンサー。

■ラトリス
オーストラリアのメンバー。「ホームベースクルー」の元メンバー。ストリート ダンス オブ チャイナ シーズン 4の元出場者。Lay、Cai Xukun、Wang Yibo、Vavaのバックダンサー。iQIYIのアイドル プロデューサーとアイドル ヒット曲、YoukuのThe Rap of Chinaの振付師。ティンバーランドやルルレモンなどのブランドモデル

■リン
中国人メンバー。元「ザ・ロイヤル・ファミリー」メンバー。パレスダンススタジオのメイン振付師

■エマ
サモア人のメンバー。元「ザ・ロイヤル・ファミリー」メンバー

■オードリー
アメリカ人のメンバー。NBCのワールド オブ ダンス シーズン 3の元出場者。ジャクソン・ワンのバックダンサー

■パダ
SMエンターテインメントパフォーマンスディレクター。Super M、Kai、Aespa、NCT、The Boyz、Treasure、Verivery、DKBの振付師。OFDスタジオダンスインストラクター。元カップケーキクルーのメンバー。年内にジャムリパブリック所属事務所に所属。

■AKANEN
日本を代表する有名な振付師。E-girls、 ONE CHANCE 、℃-ute、Luna、GEMなどの振付師。ジャムリパブリック所属。

■YUMERI
2023年BODYROCKジュニアダンスコンペティションでチーム振付師として優勝。日本のアーティスト近田力丸やWARPs Upの振付家でもある。ジャムリパブリック所属。

■RENAN
高校卒業後 単身で韓国留学。歌とラップとダンスと韓国語を習い、某有名事務所オーディションに合格し、練習生生活開始。様々な経験を重ね、現在ダンサーとして活躍中。3ヶ国語可能で通訳士としても活躍中。

■キール・トゥーティン
イギリス生まれ。ニュージーランドに移住してからダンスのキャリアをスタートし、パレス・ダンス・スタジオの「ソロリティ」、「キングス」、「ロイヤル・ファミリー」のクルーの共同振付師としてパフォーマンスと指導を行った。ジェニファー・ロペス、ジョリン・ツァイ、BLACKPINKなどのミュージックビデオの振り付け、アワードショー、ワールドツアーなど、世界中の数多くのアーティストと協力。

■トッド・ウィリアムソン
ニュージーランドのウェリントン生まれ。 「ロイヤル・ファミリー」のダンスクルーのオーディションに合格した後、オークランドに移住し、そこで国際的に活躍し、パレスダンススタジオで指導した。その後、ダンスにアピールするユニークなスタイルを持つ振付師としての地位を確立した。 Karol G、Rita Ora や、LE SSERAFIM、Aespa などの多くの K-POP グループのミュージック ビデオやライブ パフォーマンスの振り付けを担当。「UNFORGIVEN」の天才的なコレオに携わっている。


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