未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




「Hotdoll」:ワンちゃん専用ダッチワイフ
http://www.gizmodo.jp/2007/04/hotdoll.html#more

ぶっちゃけて言うと、犬専用のダッチワイフです。
もしあなたの可愛い可愛いワンちゃんに発情期がやってきていて、大事なお客様や、あなたのご両親や、保険勧誘員などの足に見境なくかぶりついて腰を振ってお困りであれば、この「Hotdoll」が効くと思うんです。

一時期、私の情報源は Hotwired Japan だった。

それが高じて、別の所からgooブログに引っ越して来たぐらいだ。

Hotwired Japan なくして、私のブログは誕生し得なかったとも言えよう。

だが、昨年4月に Hotwired Japan が休刊になり、しばらくして、本国のサイトも大幅にそのコンテンツが変わってしまった。

それ以来、私の創作意欲を掻き立てるような刺激的な記事に巡り合うチャンスが減り、更新頻度も減って来た。(単にサボっていただけとも言えるが...)

とにかく!視野を広げる必要性を感じ、ネットを探索してみた。

素適なサイトを見つけた。

「GIZMODO-ギズモード・ジャパン」だ。
http://www.gizmodo.jp/

これは、凄い。素適な記事ばかりが満載だ。是非見て欲しい。


「鳩害対策用の画期的な商品を開発されたとか?」
「ええ、これです。」
「・・・これ、ハトですよね?」
「ええ。」
「通常は、タカなどのハトの天敵の模型を使って、追っ払うのではないのですか?」
「それでは一時的に他の場所に移動したとしても、その先で誰かが同じことをすれば、次第に効果が薄れ、直ぐにまた戻って来てしまうでしょう?そんな押し付け合いばかりしていても、恒久的な対策にはなりません。」
「一見したところ、これといった仕掛けがあるようには見えませんが、原理はどうなっているんです?」
「簡単に言えば、ハト用のダッチワイフですね。成人男性用に磨かれて来た技術の粋を、そのままダウンサイジングして転用しています。若年のオス鳩など、イチコロですよ。」
「本当ですか?」
「どうぞ。指であれば、ご自由に体験下さって結構ですよ。」
「いえ、その点は大丈夫です。それがなぜ、鳩害対策になるのかをお尋ねしているのですが。」
「一度この『ポッピーちゃん1号』を経験したハトは、もうその辺のメス鳩など、見向きもしなくなります。結果として、子鳩の出生率が下がり、徐々に鳩の総数が減っていくという訳です。」
「なるほどね。ですが、いったいどうやって、この『ポッピーちゃん』に、そのような妖艶な機能があることを、オス鳩達に知らせるんですか?」
「そこです。研究室内で行った実験では、その効果が絶大なことは確認できていたのですが、野生のハトにそれを知らせる方法が、今までなかったのですよ。」
「では、その問題を解決されたのですね?」
「ええ。この写真を見て下さい。」
「すごいですね。下手な鉄砲も数打ちゃ当るという、アレですか?」
「いえ。ポッピーは、中央の餌台に乗っている1羽のみです。」
「他のは全て、彼女に惹かれて集まったオス鳩だと?」
「はい。秘密はこの薬品にあります。」
「これは?」
「発情期のメス鳩の発するホルモンから抽出した成分を、人工的に合成したものです。これを、アタッチメントに一滴垂らすことにより、その効果は1ヶ月間持続します。」
「本当ですか?」
「ええ。ハトの帰巣本能は、嗅覚に依存する割合が大きいと言う、研究結果もあるぐらいです。」
「効果の程は、良く解りました。しかし、大きな問題が残っていると思いますね。」
「何でしょう。」
「ハトの寿命は10~20年と言われています。ハトの生息数が激減するまでの10年余りは、日本全国に、このようなハトのハーレムを形成する必要があるわけですね?」
「抜本的な解決の為には、多少の我慢は必要でしょう?」
「『多少』とおっしゃいますが、この写真を見る限り、いくらなんでも、多過ぎませんか?なんか、ヒッチコックの”鳥”みたいになっているじゃありませんか。」

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タヌキ消え、さかな釣れず 地震前に「異常行動」か
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/CO2007040201000089.html

 「タヌキが消えた」「魚が釣れなかった」。3月25日に起きた能登半島地震の前に、動物の行動や魚の動きに異常があったことを、石川県珠洲市や志賀町の住民が証言する。因果関係は不明だが、阪神大震災でも犬や猫の異常行動が報告されており、研究者らも関心を寄せている。

地震などの自然災害の発生前に、動物がそれを感知して、異常な行動を起こした。と言う話を良く聞く。

少し前までは、動物の持つ予知能力=超能力の類であり、科的な研究には値しない、単なる伝説としての扱いしか受けていなかった。

だが最近では、地震の発生直前に岩盤が移動することにより、人間には知覚できない超音波や電磁波などが発生しているのを、動物が感知しているのではないか?などのアプローチから、科学的な研究も進んで来たようだ。

だが、はっきりと、科学的な事実としての報告が聞かれないのは、実験によるデータの収集の困難さにあるだろう。

沢山の動物を飼い、地震の発生するのを漠然と待つというのは、余りにも冗長すぎる。

その為だけに動物を飼育するのでは、費用が懸かり過ぎ、非効率的だ。

他の用途で飼育されている実験動物に対して、24時間体勢でその行動をモニターできる観測装置を設置し、それを全国的なネットワークに作り上げることができれば、もっと信憑性の高い、科学的なデータを収集することも可能であろう。


「ついに、観測に成功しました。」
「確か君は、タヌキの研究をしていたのだね。」
「ええ。この間の地震の時に、ついに撮影に成功しました。」
「タヌキが異常行動を起こしたのかね?」
「はい。今まで伝承レベルの逸話しか伝えられていなかったことを科学的に証明できる、確かな証拠を確保致しました。」
「地震予知の研究のためだけに、かなりの予算を費やしていたことに、非難の声が上がっていたが、ようやく成果が得られと言う訳かね。」
「いえ、実は地震予知というのは、あくまでも予算を獲得するための口実です。私の本来の研究目的は、別にあったのです。」
「なにかね?」
「まずは、これを見て下さい。地震発生の前日の監視カメラの映像です。」
 ・・・
「どうです?」
「どう?って??」
「この映像を見て、どう思われました?」
「どうも、こうも、タヌキなんか、映ってないじゃないか?」
「では、何に見えました?」
「正面玄関のセキュリティを通って、君が外へ出て行った所だろ?」
「ええ。他には何か見えませんでしたか?」
「ゲートが閉まる直前に、子供が一人、逃げ出すように追いかけて行ったけど、君の子かね?」
「いいえ。彼は、チャーリーです。」
「チャーリー?」
「はい。実験用に飼っているタヌキの1匹です。」
「言ってることが、良く解らないが?」
「私の本来の研究目的は、タヌキが人を化かすことがあるかどうかを、科学的に証明することにあるんです。これは、地震を予知したタヌキが、人に化けて逃げ出して行くところなんですよ。」
「仮に、この映像が君の言う通りのものだとしても、変身する瞬間の映像でもない限り、科学的だと断言するのは、無理だろう。」
「実は、あるんですよ。変身の瞬間のビデオが。」
「だったら、早く見せたまえ。」
「はい。ですが、その前に、彼らの生活環境の向上をお約束頂けますか?」
「交換条件と言うことかね?」
「まぁ、そんな所ですね。」
「具体的に、どうしろと言うのかね?」
「こちらに、リストが用意してあります。」
「シャワーやソファーはともかくとして、PS3、60型ハイビジョンプラズマテレビ・・・。これは、私の部屋より豪華じゃないか。問題外だね。認めらるはずないだろう。」
「嘘だと、思っていらっしゃるんですね?」
「いいや、そうじゃないよ。君は本当は、チャーリーなんだろ?」
「え゛っ?」
「尻尾が出てるのに、気付いていなのかね?」
「え゛え゛っ!!」
「どうやら、引っかかったようだね。私がこの部屋を手に入れるまでに、20年かかったのだよ。見たまえ、この頭の傷跡を。非侵襲的なセンサーが開発される前は、平気で脳に電極を埋め込まれたりしたものさ。それに比べれば、今の君達の生活は、充分に厚遇と言えるのではないかね?」
「所長も、タヌキだったんですか?」
「いや。私はキツネだよ。人間を騙すには、もっと狡猾さが必要なのだよ。ところで、君達タヌキは、本当に地震を予知することが出来るのかね?」
「いいえ。今までにも、月に1度くらい、研究所を抜け出していたんですが、たまたまこの時には、次の日に地震が発生しただけなんですよ。」
「なかなかやるね。今度から月に1度、食事の後にデザートを付けてやろう。」
「ただ、この日は魚が釣れなかったんで、直ぐに帰って来たんですけどね。」

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