「ロボLDK~ロボットのいるくらしコンテスト~」開催
http://news.goo.ne.jp/news/pc/it/20050906/pw2005090601-pc.html
ロボLDKはロボットのいる暮らしをイメージし、ドラマ仕立てで暮らしのなかの一場面を表現するコンテスト。将来、こんな形でロボットがいたらいいな、こんなことあんなことがロボットでできるといいな、というシナリオを競うもので、一般ユーザーによる参加体験型イベントだ。
ロボットに関する話題は尽きない。技術の進歩も著しい。既に家庭向けロボット「ワカマル」の個人向けの発売予約が開始されている。
実際に料理や洗濯が行える「家政婦ロボット」の登場も、そう遠くないかもしれない。だが、我々一般人が入手できるような価格まで下がるのは、まだ当分先のことになるだろう。
だが、諦めるのはまだ早い。家庭用ロボットの普及を我々以上に望んでいる人々がいる。
「広告業界」の人々だ。
我が家のロボットと特定のメーカーとの間で提携を結んでもらおう。ステッカーを貼って歩き回ってもらうのが目的ではない。買い物に行ったロボットが「花王」や「明治製菓」などの特定メーカの商品を優先的に買うようにしてもらうのだ。その見返りに、メーカーから、一定の「広告費」が支払われる。製品が競合しなければ、何社とも提携できる。
日本で年間に使用される広告費はおよそ6兆円。その6分の1の1兆円をこの分野に充ててもらおう。これを100万世帯に配分すると、1世帯あたり100万円になる。ロボットの耐用年数が10年とすれば、ロボット購入費に、1千万円の補助が得られることになる。
「お腹減ったなぁ。なんか作ってくれる?」
「今、駅前のステーキハウスで、オープニングフェアをやっていますヨ。」
「いや、もっと軽いものでいーんだ。」
「今週から角のコンビニで『匠のランチ』シリーズが発売されています。」
「いや、なんか、テキトーに作ってくれればいいから。」
「今なら、お茶とのセットで50円引きになるんですが・・・」
「いや、はっきり言おう。『オムレツ』を作ってくれ。中に何も入れない、プレーンなやつでいい。他には何もいらないからね。解ったぁ?」
「ケチャップはどーしますか?」
「『デルモンテ』でも『カゴメ』でも、好きなものをかけてくれっ!!」
「『ダブルっオーケー』。」
「・・・」
そして10分後、彼の前に出されたオムレツには、ケチャップで赤々と『HONDA』の5文字が輝いていた。
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