NZの音楽チャート、犬にしか聞こえない曲が1位に
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/entertainment/JAPAN-303824.html
[ウェリントン 18日 ロイター] ニュージーランドの音楽チャートでは、犬にしか聞こえない周波数で録音された曲が1位になっている。今後は、この曲を世界的に販売することも検討しているという。
犬の飼い主の間で人気が高まったこの曲は、昨年のクリスマスにチャートで1位になった。ただ、実際に犬に聞かせた人からの感想はまちまち。
犬にしか聞こえない曲。
いったい、誰が買うのか。
人間が自分のために欲しがるワケはないし、犬がそれを聞いて、飼い主におネダリするワケでもないであろう。
たぶん、犬を猫可愛がりしている飼い主が、良かれと思ってしているのであろうが、果たして、愛犬がそれを喜んでいるかどうかは、甚だ疑問である。
この手のものは、すぐに2匹目のドジョウを狙った、模倣品が出回るものだ。
世の中にわけの分からないものが氾濫する前に、是非とも誰かに科学的な検証をして欲しい。
「犬専用のアダルトコンテンツです。」
「犬のXXX動画を掲載するのか?」
「いいえ。さすがにそれは、各方面から批難を浴びると思われますので、もっとソフトなコンテンツを掲載します。」
「もっとソフト?」
「ええ。まずは、グラビアアイドル路線で迫ってみました。」
「グラビアアイドル?」
「はい。良く、犬に可愛らしい服を着せて散歩している人がいますよね?」
「あぁ、あれって、犬にとってはどうなんだ?」
「寒冷地で飼われている毛足の短い犬種には、保温効果が好評のようです。」
「いや、そうじゃなくてさ。あの可愛らしい格好をしたメス犬を見て、オス犬は興奮するものなのかね?」
「実験結果はネガティブでした。」
「実験してみたのか?」
「ええ、もちろんです。そこでグレードをもう少し上げてみることにしました。」
「グレード?」
「ええ。ビキニです。」
「犬用のビキニがあるのか?」
「はい。実験の結果、」
「実験したのか?」
「ええ、もちろんです。」
「で?」
「はい。殆ど変りありませんでした。」
「当然、次のグレードに進んだんだな?」
「はい。次はフルヌードです。」
「『着エロ』は試さなかったのかっ!?」
「チャクエロ?」
「いや、いい。そもそも、犬ってさ、いつも全裸で街中を歩いてるわけだろ?」
「ええ。走ったり、放尿したりもしてますね。」
「だから、ただ裸なだけじゃ、なんとも思わないんじゃないか?」
「さすがですね。実験の結果も、その通りでした。」
「実験してみたのか?」
「ええ。もちろんです。次に試してみたのが、ヘアヌードです。」
「ヘアヌード?」
「ええ。ギリギリ、陰毛まで映っています。」
「犬にもあるのか?陰毛って??」
「ええ。もちろん、あります。」
「『もちろん』なのか?」
「ええ、もちろんそうです。」
「私には、どこまでが体毛で、どこからが陰毛なのか、全く区別がつかないがね。君には解るのかね?」
「いいえ、私にもさっぱり分かりません。」
「だろうな。ところで、犬には分かるんだろうな?」
「どうやら、犬にも分からないようです。」
「・・・それでは、効果がないだろう?」
「実験してみましたが、」
「実験したんだな?」
「ええ。実験してみましたが、全く効果がありませんでした。なぜ、これほどの隠れた市場がありながら、誰もビジネスに結びつけた人がいないのかが、はっきりしました。」
「実験の賜物だな。」
「ええ。実験の成果です。そこで、次に目を付けたのがアダルトコンテンツと並んで膨大な市場を抱える「語学講座」業界です。」
「語学講座?」
「ええ。『犬専用の英語教材』です。」
「犬専用?犬語で英語を教えるのか?」
「いえ、普通の日本人向けの英語教材です。ただ、犬にしか聞こえない周波数で収録されています。」
「犬にしか聞こえないのか?」
「ええ。少なくとも、人間には聞こえません。」
「それ、効果があるのかね?」
「全くありません。」
「実験してみたんだな?」
「いえ、そんなの、実験するまでもないでしょう?」
「実験していないのかっ!?」
「ええ。実験していません。」
「実験してみろよ。『ワン!』とか言い出すんじゃないか?」
「そう言えば、」
「そう言えば?」
「ええ。そう言えば、実際に収録されているかどうかの確認をしている時に、隣の研究室で飼っているニワトリが、『クック・ドゥードル・ドゥー』と鳴いていました。ひょっとすると、ニワトリにも聞こえていたのかもしれませんね。」
「本当かっ!?その教材に、『クック・ドゥードル・ドゥー』って、言葉が入っているのか?」
「人間には聞こえないので、知りようがありませんよね。」
「そうなのか?」
「イエス、アイ、ドゥー」
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