荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

ふいち

2016年07月19日 | 散文
墨田区の墨東病院の前に古い商店があります。
周りはスナックやラブホテルが集まった錦糸町の歓楽街で、その端にひっそりと商売を営んでいました。


街の端だから遊興店に呑み込まれないで、商店として生き残っていたのでしょう。
店名を「ふいち」と書いてあります。

麩を商っていたのでしょう。
作っていたのかも知れません。

店頭にある「ふや町通り」の石碑があるところを見ると、周辺は麩に関係した店が集まっていたんでしょう。
老舗らしい雰囲気があります。

格別麩が好きな訳でもないので、店に入る事もなく時々外から覗いていました。
沢山の客が入っている様子が無く、頑張って商売を続けて貰いたいと思っていたら、店仕舞いしてしまいました。
私は偶々その場面を見てしまいました。
玄関に鍵をして子供を含む家族3人が去って行くところを(さすがに写真は撮れません)・・・。
別の街へ行って同じ商売を続ける旅立ちには見えませんでした。
とても残念です。
もう、麩の専門店を見る事は無いと思います。
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大使館を訪ねてー31(モザンビーク、ボツワナ)

2016年07月19日 | 散文
「モザンビーク共和国」
三田の第一京浜沿いです。
交通量の多い道路です。
それらしい建物が見当たらないのでビルを探したら、やっぱりありました。


6階を見上げると、国旗らしきもの(よく見えません)がありました。
アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家です。

南に南アフリカ共和国、南西にスワジランド、西にジンバブエ、北西にザンビア、マラウイ、北にタンザニアと国境を接し、モザンビーク海峡を隔てて東にマダカスカルとコモロが存在します(知らない国が多いです)。

旧ポルトガル植民地であり、1964年からモザンビーク独立戦争を戦い、1975年に独立を達成しました。
独立後も、1977年から1992年までモザンビーク内戦が続きました。

内戦終結後は好調な経済成長を続ける反面、HIV/AIDの蔓延が問題になっています。

ポルトガル語諸国共同体、ポルトガル語公用語アフリカ諸国の加盟国です。

隣接国が全て英語圏の国家である為、1995年からイギリス連邦に加盟しているそうです(以上ウウィキペディアより)。


「ボツワナ共和国大使館」
第一京浜を芝へ移動しています。
印象的な建物がありました。
尖塔の先は、風見鶏ならぬ風見猫です。

さておき先に進みます。

この環境ですから、初めからビルを探しました。

ありました。
モザンビークと同様にビルの6階にありました。

ビルを見上げましたが、国旗はありません。

南部アフリカの内陸に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国です。
南を南アフリカ共和国、西と北をナミビア、東をジンバブエ、北をザンビアに囲まれた内陸国で、 首都はハボローネです。

国民の約9割はツワナ人で、ボツワナとは「ツワナ人の国」のことらしいです。
1885年にイギリス保護領となります。
1891年に駐南アフリカイギリス高等弁務官の管轄になり、1966年に独立した国らしいです。

隣りには、ビルの谷間」に埋もれそうな小さな八百屋さんがありました。
店頭で美味しそうに売られていたタンカンを買って帰りました。
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