荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

2016年名古屋場所 千秋楽翌日の光景

2016年07月25日 | 散文
名古屋場所が終わりました。
彼らの留守宅を見に行きます。

「貴乃花部屋」
貴乃岩が12勝3敗で準優勝しました。
ここ新居に引っ越すに際して縁起がいいです。


ガラス戸にあった「貴乃花」の文字が染められていた浴衣地のカーテンが外されています。


玄関脇のポストに「貴乃花」の文字シールが貼られています。


そして何より、看板が掲げられています。
入居時にはお披露目されます。

着々と入居の準備が整っています。

すぐ近くの閑散とした末広通り商店街も入居を待っています。



「田子ノ浦部屋」
貴乃岩と同点準優勝の稀勢の里と高安の部屋です。

高安は11勝を挙げて技能賞を獲得しました。
将来の大関候補と呼ばれ始めました。

さて、稀勢の里は今場所も「ここぞ」の勝負に勝てませんでした。
同点準優勝といっても、大関が12勝では価値が低いです。
審判部長は稀勢の里が逆転優勝したら横綱昇進を進言するとの話がありました。
たった12勝の、しかも初めての優勝で・・・。

興業的に日本人横綱が欲しい相撲協会の意向を受けたものでしょが、審判部の中の一部から「優勝しても上げるべきでない」との声があったと聞きます。

一部の審判部員の声に賛成します。
横綱を粗製乱造してはいけません。
ちゃんと相撲内容も評価して、横綱に相応しい成績を上げてから昇進させるべきです。
稀勢の里はそれができる器です。

おや!?玄関先に張り紙があります。

ははあ~。
稀勢の里だけでなく、部屋全体がプレッシャーでガチガチですね。

・・・本件については後述します。


「伊勢ケ濱部屋」
4場所振りに優勝した日馬富士の部屋です。
ここ数場所やっと二桁しか勝てない満身創痍の体でよく優勝しました。
宝富士は10勝して初めての三賞受賞です。

照の富士も千秋楽でやっとカド番を脱出しました。
よくやったと思いますが、思い切って来場所を休場して、膝を完治させた方がいいのではないでしょうか?

部屋的には久し振りに実りの多い場所だったと思います。
しかし、いつもの「優勝お祝い」が出ていないぞ?
隣のビルの2階の窓に、いつも優勝お祝いの張り紙が出るのですが・・・。


前回照の富士が優勝した時の写真です。

勿論、日馬富士の場合も出しています。

じゃあ、あそこへ行ってみます。
やっぱりありました!!


この横断幕の向こうの、お米屋兼弁当屋さんのものです。


そして、いつものように「優勝セール」です。

名古屋から伊勢ケ濱部屋が帰って来たらもっと盛り上がるのでしょうね。

さて、田子ノ浦部屋の「張り紙」の件です。
これは2011年に日馬富士が横綱に挑戦した時、伊勢ケ濱部屋の玄関に貼り出されたものです。
この時、日馬富士は綱取りに失敗しました。
部屋のピリピリした空気が伝わって来て「こりゃダメだ」と思ったものです。

この張り紙が出なくなった時、日馬富士は横綱になりました。
今後部屋の誰かが、例えば照の富士が綱取りに挑んだとしても、もうこの部屋はこのような張り紙を出さないと思います。

親方も稀勢の里も「どん!」と構えられるようになったら、田子ノ浦部屋に横綱が誕生すると思います。
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最後の夏は如何お過ごしでしたか?

2016年07月25日 | 散文
いつもと変わらず佇んでいます。


夏にお参りするのは初めてのように思います。

殊の外笹の緑が濃い午後です。

皆さんとお揃いですね。


正岡常規又ノ名ハ虎之助又ノ名ハ升又ノ名ハ子規又ノ名ハ獺祭書屋主人又ノ名ハ竹ノ里人伊予松山ニ生レ東京根岸ニ住ス父隼太松山藩御馬廻加番タリ

卒ス母大原氏ニ養ハル日本新聞社員タリ明治三十○年○月○日没ス享年三十○月給四十円

もうすぐ御命日ですね。
貴兄最後の夏は如何お過ごしでしたか?
後ほどお家の方にもお邪魔致します。


夏の日差しが眩しい根岸の午後です。


赤い朝顔を見せて頂けますか?


小さな家ですから庭迄見通せます。

今日は誰も居ません。
縁側に座ってゆっくりお庭も拝見させて頂きます。

お邪魔致します。

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田端銀座を通って

2016年07月25日 | 散文
夏日の田端銀座の昼下がりです。


さすがに人通りは疎らですね。


尤も、このぐらいの時間帯にしか来ません。


これだけの商店が店を構えて生活している訳ですから、夕方は混雑していると思います。


それにしても暑いですね。


このようにいつも、田端銀座を通ってあなたのお墓に来ています。

正岡子規どの。
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