荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

京島と押上を繋ぐ東武亀戸線の踏み切りー5

2019年10月30日 | 散文

 

京島2丁目と押上3丁目を繋ぐ最後の踏み切りです。十間橋通りに夕日が射します。

 

渡って振り返ると夕映えの警報機が電車の接近を知らせます。空が碧味を増します。

 

夕日に照らされた電車が通ります。

 

遮断機が上がるのを待ち兼ねて横断します。

 

一瞬の静寂です。

 

夕映えの東武亀戸線です。

 

「曳舟たから通り」まで移動して京島の街を見ます。秋の夕方です。

この話、終わります。

長らくのお付き合いをありがとうございました。少しでも下町の魅力を御理解頂ければ嬉しいです。・・・あれ、、町内会長みたいな締めですね。

 

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京島と押上を繋ぐ東武亀戸線の踏み切りー4

2019年10月30日 | 散文

幾つ目か、たぶん5つ目の踏み切りに夕日が射します。この路地の後ろに続く「キラキラ橘下町人情商店街」の端は踏み切りになります。踏み切りを渡ると押上の「十間橋商店街」です。

 

夕方の静寂を感じさせる踏み切りです。

 

京島から押上へ帰る自転車です。東京下町のよく見る光景です。

 

徒歩でも渡ります。

 

見上げる空はスカイツリーのシルエットです。

 

踏み切りを渡って振り返ると、夕映えの「キラキラ橘下町人情商店街」です。電車が来ます。

 

幕が下りたように景色が遮断機されます。

 

電車が通り過ぎて、ゆっくりと遮断機が上がります。

 

西日の日蔭を少年が渡って、向こうに老人が現れます。

 

私は逆に踏み切りを渡って京島の路地に入ります。正面の工場が西日に浮かびます。

 

住宅街に夕日が射します。

この話、まだ続きます。

 

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