駒込に富士神社があります。
東京によくある山岳信仰の中でも最も一般的で信者が多い富士山を祀る神社です。
ここには多くの信者が奉納した石碑があります。
火消しの組を連想させる石碑が多くあります。火消しは高い所に上がるからでしょうか?
そのどれもが鮮やかに原色で塗られていますが、最も多い色はやっぱり朱色です。
ここにも「れ組」があるのです。
しかも、拝殿に向かう急な石段の上の鳥居にも「れ組」があるのです。
鳥居に記載するのはそれなりの地位と力量が必要です。この周辺の富士山信仰者の中でも、どうやら「れ組」がNo.1の力を持っていたのではないのでしょうか?
総合するとつまり、「れ組」の頭領は、上野桜木に居住して、諏方神社の氏子総代で、富士神社富士講のトップだったのでしょう。
こんな「れ組」巡りをしてみました。