荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

相撲部屋の正月風景2020年/伊勢ケ濱部屋

2020年01月06日 | 散文

穏やかな気候の東京です。来る12日から、令和最初の初場所が行われます。伊勢ケ濱部屋は随分久しぶりの気がします。横綱日馬富士が暴力事件で引退して、安美錦も引退して、照ノ富士が大関から序二段まで落ちて、一時の勢いが無くなって自然と足が向かなくなりました。

 

その間、伊勢ケ濱部屋が随分と変わっていました。看板下の「かたつむりの石像」が無くなってシーサーだけになりました。

 

看板の隣の休憩スペースも無くなって、駐輪場になりました。

 

そして、全面道路の脇を入った路地にあった、別宅というか若手力士の住居が無くなっていました。数ヶ月前に部屋の看板が無くなっていたので変だな?とは思っていましたが、建て直すのでしょうか?

 

でも変わらないものがあります。乗用車が新車になりましたが、ナンバーは相変わらず「1」番です。

 

部屋の前に停められている2台も「1」番です。勝負事の世界に生きる稼業です。目指すは当然頂点です。意気込みが現れています。

 

史上初の、大関が三段目にまで落ちた照ノ富士が十両に復活しました。大関から給料も貰えない「ふんどし担ぎ」にまで落ちた屈辱を越えて「関取」に復帰した照ノ富士の努力にエールを送ります。全盛期の白鳳に勝って優勝した力士です。膝さえ直れば横綱を張れる器です。どの程度の回復具合か、今場所の彼に注目です。

 

変わったといえば、正月飾りも変わりました。「笑う門には福来る」です。

よく稽古する部屋です。再興を期待しています。

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国技館周辺の正月風景/2020年

2020年01月06日 | 散文

東京は穏やかな、正月らしい正月です。国技館の大屋根の向こうの空が青いです。

 

まだ初場所の幟が出ていない櫓の風景は冬のものです。華やかさはありません。

 

切符売り場の門松です。

 

最近門松を出す家が珍しくなってしまいました。

 

流石は国技館です。立派な門松です。

 

門松以外なんにも無いので両国駅にやって来ました。

 

 

改札の向こうには「満員御礼」の垂れ幕が用意されています。初場所が始まったら連日出されるのでしょうね。

 

隣の商業施設です。

 

中央に土俵が設えられて、その周囲に飲食店が並んでいます。

 

 

あの土俵には上がれないけど、手前の床に土俵が描かれていて、土俵の大きさを実感できて、相撲取り気分が味わえます。

 

2階から見る土俵です。

 

床の土俵も。

案外、気付かないで通る人が多いです。

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