入徳門から一直線に「杏壇門」を仰ぎ見ます。梅雨の晴れ間の光と黒い門のコントラストが美しいです。門の黒がネットリとした色に見えます。光が当たっていない筈の偏額の文字が鮮やかです。
季節の代表植物紫陽花が、水屋脇にぽつんと咲いています。
石段を踏むにつれて杏壇門の屋根が大きくなって、そして門が見えてきます。
ここにも紫陽花があります。
屋根の鬼龍子を見上げます。大きく水を吹き上げています。孔子廟は何度も焼失した歴史があります。
梅雨の晴れ間のいっときの青空です。空の青さと門の黒さに偏額の金色が映えます。
真正面から大成殿(孔子廟)に相対します。・・・ 重厚感があります。
前庭の石畳に踏み入れます。
おお!
見上げます。暫く見上げます。梅雨の晴れ間の青空です。
前庭から振り返った杏壇門です。
入徳門の屋根が見えます。光が溢れています。
退出して振り返ります。木漏れ日の杏壇門です。
・・・静かなひと時を過ごしました。