荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

照ノ富士引退の翌日風景

2025年01月19日 | 散文

場所前に心配していたとおり、照ノ富士が引退しました。照ノ富士の幟が翻っている国技館です。

もう、見られるのはこれが最後です。

大相撲は横綱が引退しようが、粛々と進んでいます。

もぎり担当の親方たちです。

力士がやって来ます。

力士が帰って行きます。

いつもと変わらない風景です。

伊勢ヶ濱部屋周辺です。

いつもと変わらぬ景色です。

いつも「照ノ富士関優勝おめでとう」の横断幕を出していたお弁当屋です。・・・変わりありません。ただ、今日は定休日のようです。明日何かメッセージを出すかも?

私は照ノ富士のファンでした。大関力士が序二段まで落ちても引退しないで返り咲き、横綱にまでなった壮絶な精進。何度も引退を乞うも許さなかった師匠の、本当の愛。照ノ富士が帰化する時に、自分の苗字を与えたのも師匠です。

二人が織りなした生き様は、人々に人生をあり方の一つのモデルを示しました。誰にも真似できないそれは、人生の横綱です。ありがとうございました。

もう「力士照ノ富士」を記事にすることはありません。誰もが喜んだ大関復帰の日を思い出に⇒ 照ノ富士大関復帰の日 - 荒川三歩

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吉原大門跡の風景

2025年01月19日 | 散文

吉原から出ようとしています。曲がりくねった道です。吉原の妓楼へ行くにはこの道を来ます。客はここまで来て初めて、吉原の中心街を目にする設計です。

背後の街です。ここまで来て視界が開けた途端、光輝く艶やかな吉原を見る仕掛けです。今でもそうです。昔「ブラタモリ」で、女子アナがその華やかさに感嘆の声を上げつつ、戸惑いの表情を見せた地点です。もうちょっと居たら、ネオン煌く歓楽街が見られる筈です。

「吉原大門」の交差点です。大門はさっきの場所に有りました。

ここに「見返り柳」が有ります。游客が帰り際に後髪を引かれて、柳の下で遊郭を振り返ったと言われた柳です。

この柳も元の位置とは違います。

振り返る曲がりくねった吉原へ行く道です。その先に大門が在りました。

吉原大門交差点の斜め向こうには、「土手の伊勢屋」が在ります。天丼発祥の店です。

こんな位置関係です。あそこで天丼を食べて吉原へ向かった客も多かったと思います。

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