打水をする亀戸天神社大祭日の店員です。
くず餅で有名な船橋屋です。
「氷」の幟暖簾が風に踊ります。
藤棚の木漏れ日の下で揺れる「氷」の文字に惹かれました。
暖簾を潜ります。
注文札を貰いました。注文時に確認しました。「あまり甘くないのが良いです」「それなら『夏柑』か『藤』がお勧めです」「『藤』って何ですか?」「葡萄です」スタンプカードも貰いました。「後5回も氷を食べるのはしんどいですね」「溜まったら特製の氷を召し上がれます」「特製って?」「メニューに無いかき氷です」「ふうん」でも、もう夏が終わるなあ。
スタンプカードの裏です。表よりセンス良いです。
大きな氷が来ました。殆ど空気でふわふわでしょうね。
なるほど藤色のシロップです。葡萄です。
氷の底に何か覗いています。葡萄のようです。
シロップを掛けました。てっぺんにある緑の物体の正体が結局分かりませんでした。味を説明できません。
底に有ったのはやっぱり葡萄でした。皮ごと食べます。店員のお勧めどおり、あまり甘くありませんでした。けっこう、思った以上に氷の量が有りました。
冷たい口にお茶が優しいです。湯呑の底に船橋屋の家紋です。
藤棚の陰を振り返ります。
散策が続けられます。