おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

使用目的にあわせる腐葉土造り

2013年01月06日 00時00分00秒 | 農業

写真1 2年間積み重ねた腐葉土、2年もの。落ち葉の発酵分解が進み、指でつまみ擦りあわせても粒が細かく、スムース。


写真2 1年間積み重ねた腐葉土、1年もの。葉形が残るなど発酵分解は不十分で、指でつまみ擦りあわせるとひっかかる。


写真3 2年ものの山(写真1を含む)


写真4 コンクリートに沿う1年ものの山(写真2を含む)。今年の落ち葉を被っている。


写真5 1年もの腐葉土と豚糞などをビニールハウスの土つくりに使う。このハウスは冬野菜を作ってない。


人気ブログランキングへ ←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

 栃木県下野市の有機農業者秋山氏が造る腐葉土には2年もの(写真1・写真3)と1年もの(写真2・写真4)がある。
 具体的には、落ち葉を踏み固めて重ね、発酵分解を1年間あるいは2年間行う腐葉土。
 2年ものは分解が進み細かいので野菜のポット育苗などに使う。
 1年ものは、2年ものほど分解は進まず、豚糞と混ぜてビニールハウスなどの土つくりに使う(写真5)。
 要は使用目的に合わせる腐葉土造りである。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年12月30日同年11月29日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1~写真4;2012年12月16日、写真5;同月23日 撮影地:栃木県下野市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする