写真1 2年間積み重ねた腐葉土、2年もの。落ち葉の発酵分解が進み、指でつまみ擦りあわせても粒が細かく、スムース。
写真2 1年間積み重ねた腐葉土、1年もの。葉形が残るなど発酵分解は不十分で、指でつまみ擦りあわせるとひっかかる。
写真3 2年ものの山(写真1を含む)
写真4 コンクリートに沿う1年ものの山(写真2を含む)。今年の落ち葉を被っている。
写真5 1年もの腐葉土と豚糞などをビニールハウスの土つくりに使う。このハウスは冬野菜を作ってない。
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栃木県下野市の有機農業者秋山氏が造る腐葉土には2年もの(写真1・写真3)と1年もの(写真2・写真4)がある。
具体的には、落ち葉を踏み固めて重ね、発酵分解を1年間あるいは2年間行う腐葉土。
2年ものは分解が進み細かいので野菜のポット育苗などに使う。
1年ものは、2年ものほど分解は進まず、豚糞と混ぜてビニールハウスなどの土つくりに使う(写真5)。
要は使用目的に合わせる腐葉土造りである。
引用・参考文献等:当ブログ2012年12月30日・同年11月29日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1~写真4;2012年12月16日、写真5;同月23日 撮影地:栃木県下野市