
写真1 ホーレンソウはビニールトンネルのなか、霜と寒さから守られて伸びは良い。

写真2 被っていたビニールは外され、陽が昇り、霜は白露に替わっている。伸びは少々悪い。

写真3 ビニールで被われてないホーレンソウ。左隣りはビニールで被われている。

写真4 平地林の葉はすっかり落ち、畑は白霜。

1.白霜の朝、団塊世代は吉永小百合の「寒い朝」を想起
寒い朝7時30分、私は栃木県下野市・旧国分寺西方に広がる白霜畑のなか、吉永小百合の「北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで暖かくなる ・・・・」を頭で聞きながら歩いている。
ちなみに、「北風吹きぬく 寒い朝も・・・・」は、吉永小百合の1962年(昭和37)デビュー曲「寒い朝」。
2.ホーレンソウの防霜・防寒対策の効果姿
さて、当地ではホーレンソウの防霜や防寒にビニール(ビニールトンネルと呼ばれる。)を蒲鉾型に被せたり、あるいはフワフワ薄毛布のようなワリフを被せる(当ブログ2012年12月23日・同月14日に紹介)。
その効果をビニールトンネルに見よう。写真1と写真2をくらべると、ビニールトンネルのホーレンソウは無霜で良好な伸び。二つの写真・ホーレンソウは同一圃場、同一時期に播種。
3.甘味の強い寒じめホーレンソウもある
ただし、わざわざ霜にあて甘味を強める寒じめホーレンソウもある。ビニールやワリフを被せてないのは、そのホーレンソウを狙ってのこと? それとも被覆労働力不足? はたまた経費節減?
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年12月23日 撮影地:栃木県下野市