
写真1 台湾あるいは南西諸島で発生し、羽黒山へ飛来したアサギマダラ 写真3 写真4と同一個体 2013/05/19撮影

写真2 羽黒山で発生し、台湾や南西諸島へ南下する前のアサギマダラ 2008/10/05撮影


写真3・写真4 羽黒山の杉木立に舞うアサギマダラ 2013/05/19撮影

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1.宇都宮羽黒山に舞うアサギマダラ
2013年05月19日、宇都宮市街地の北、羽黒山。
クモガタヒョウモンを撮り、ロウバイの新しい実を撮り、スミレを撮り、杉木立を歩いていると、
な! なんと、アサギマラダが飛んでいる、舞っている。
停まれ! 停まれ! と懸命に追い、シャッターを切る、切る。
はるばる、長距離を飛来してきたアサギマダラ。
追いながら、シャッターを切りながら思い出す、
2008年10月、秋、この山の自動車道脇でアサギマダラを撮った。
2.長距離を移動するアサギマダラ
本種は前翅長5~6㎝の大型蝶、長距離を移動する。
夏に日本本土で発生した本種は、秋に南西諸島や台湾まで南下して繁殖し生涯を閉じる。
そこで発生した本種は春に日本本土まで北上して繁殖し生涯を閉じる。
同じ個体が北上、南下する渡り鳥とは違う。
1,500㎞以上移動する個体や1日あたり200㎞以上移動する個体がいる。
移動調査は、捕獲した個体の翅の半透明部分に捕獲場所・年月日・連絡先などをマジックインキで記入(マーキング)して放つ。
そのマーキングされた個体が再び捕獲された場所・日時で移動の日数と距離を知る。
学名:Parantica sita タテハチョウ科
引用・参考文献等:*フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版(2008年10月20日16:25最終更新);アサギマダラ
*当ブログ2010年12月02日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影地:栃木県宇都宮市・羽黒山