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写真1 竹細工中の大崩紀明(おおくずれ のりあき)氏 一級竹工芸技能士
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写真2 おしぼり置き 大崩竹細工店で購入
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1e/ff99b2752641c29253221d3889889101.jpg)
写真3 合成樹脂製コンテナに入る竹笊・たけざる。新旧の器と素材、妙。於:「ファーム山田 とれたて直売所」(宇都宮市宮山田町)
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2013年04月28日、霧島連山・沢原高原からの帰途、妻と歩いていると、
店先のコンクリートに座り手仕事の男性。
処は鹿児島県姶良郡湧水町(あいらぐんゆうすいちょう・旧吉松町)停車場地区。
見ると大崩竹細工店の看板、竹笊(たけざる)、竹籠。
声をかけると店内へ誘ってくださる。
お名前は大崩紀明(おおくずれ のりあき)氏。
竹細工製品が並ぶ店内で抹茶のサービスをうける。
次のように教えていただく。
学校卒業後、県の講習所で2年間勉強。
その後、京都で10年間修業。
故郷に帰り、父親といっしょに家業の竹細工に従事。
祖父、父親に続き3代目。
材料は真竹だけなく、囲炉裏などで長年燻された「本すす竹」を使う。
また、『広報 ゆうすい』(平成24年8月号)によると次のよう。
大崩氏は「一級竹工芸技能士(編組)」に認定されている。
全国伝統的工芸品産業振興会会長賞などを受賞。
平成2年(1990)には、鹿児島に来られた秋篠宮妃の弁当籠を編む。
さて、竹細工屋さんを見たのは、いつだろう。
思い出すに、7年ほど前、千葉県長生郡一宮町(当時)で見た。
それほど、少ない竹細工屋さん、竹細工士。
さりながら、農山村の直売所(写真3)や田や畑で竹製品を見る(当ブログ2013年05月20日・ショイカゴ)。
思うに、竹工芸技能士と農山漁村の手先器用な人、プロとアマの竹細工の世界。
今日、両者ともに少なくなっている、貴重な技能者。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2013年04月28日 写真3;2013年03月03日
撮影地:写真1・写真2;鹿児島県姶良郡湧水町 写真3;宇都宮市宮山田町