おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに なさってんですか183 干瓢乾燥室跡から白煙立つ

2015年10月02日 01時55分13秒 | 農業

写真1 籾殻富士山の煙突から白煙、見守るKさんの母上、右手に竹箒
  ここはパイプ温室型干瓢乾燥室(写真2・写真3)、自家用野菜伸びる。2015/09/28



写真2 8月末日、ビニール被覆・パイプ温室型干瓢乾燥室に干瓢なく、干し竿立つ。2015/08/31


写真3 お盆から10日後、干瓢つくりは終盤、干す量は少ない。2015/08/24 

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 薬師寺西台地(仮称・注1)、いつもの里みち・農道を進む
 ブロッコリー根づき、ホウレンソウ発芽の畑が多い
 約200m東方、Kさんの干瓢乾燥室跡から白煙
 何を焼いてんだろー、急ぐ
 坂を下り、底地のヤダ・谷田を通り、坂を上がると薬師寺東台地(仮称・注2)
 そこに白煙、Kさんの母上が見守る(写真1)

 翌29日に再訪、Kさんの母上に伺うと次のよう
   モミガラクンタン・籾殻燻炭を造った
   来春のブロッコリー育苗用

 なるほど、単なる籾殻焼きかと思っていた筆者、恥ずかしい

 母上の話題替わる
   落花生をカラスにやられた
   “ムシロ・筵に半分ほどは干せるだろう”と思っていた
   “とんでもない、やられた、残ったのは来年の種ぐらい”
   近所の人に、“網を掛けなー”と言われた
   “まさかー”と思って掛けなかった
   嘴で土の中から引きずり出して食べた
   “まったくー、カラスは賢いよー”

 当地のJAは、ユウガオ、ブロッコリーなどの野菜苗を育て希望する組合員農家に販売
 Kさん宅はユウガオ苗を買うが、ブロッコリーは自家育苗

 注1 両台地は田川・鬼怒川の河岸段丘を南北に走る
  浅い浸食谷を挟み、東に薬師寺東台地(仮称)、西に薬師寺西台地(仮称)(弊ブログ2015年03月17日03月14日
  段丘崖の高さは約4~5m。段丘の西端は姿川に落ちる
 注2 浅い浸食谷、すなわち東台地と西台地の間にある底地、そこの水田を当地ではヤダ・谷田と呼ぶ
 引用・参考文献等:弊ブログ2015年09月02日写真109月17日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市

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