写真1 夏羽のムナグロ。7羽の群(写真3)の個体。代掻き前の水田に飛来。2016年04月16日。埼玉県加須市柏戸
写真2 冬羽のムナグロ。7羽の群(写真3)の個体。2016年04月16日。埼玉県加須市柏戸
写真3 ムナグロ7羽の群。2016年04月16日。埼玉県加須市柏戸
写真4 28羽のムナグロが昨年と同じ水田に飛来。当写真は群の一部。2016年05月12日。埼玉県久喜市
弊ブログ2015年05月12日写真1~写真5と同じ水田
写真5 28羽群(写真4)の夏羽(右)と冬羽(左)の個体
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今年2016年もムナグロが田植期に飛来
南方の越冬地から北方の繁殖地へ渡る途中、羽休め
大型チドリ・ムナグロの繁殖地、越冬地、渡りなどは次のよう(注1)
シベリア極北部からアラスカ西部沿岸のツンドラで繁殖
秋、南の東南アジア、中国、太平洋諸島、オーストラリアなどへ渡り越冬
春、北の繁殖地へ渡る
アラスカで繁殖したムナグロの渡りは次のような時計回り
秋、アラスカから太平洋をノンストップで南下して越冬地へ渡る
越冬地はアメリカ領サモアなど
春、アメリカ領サモアのムナグロは北西へ飛び、主に日本で一休み
日本からアラスカやシベリア極北部の繁殖地へ渡る
この時計回りの渡りで、日本は重要な中継地
それゆえ、ムナグロの姿は春に多く、秋に少ない
たしかに、筆者は秋のムナグロを未だ見撮してない
注1 「明らかになってきたムナグロの渡り〜日本は重要な中継地〜」(公益財団法人山階鳥類研究所 特任研究員 広居忠量)
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/news/201503munaguro.html
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記