写真1 冬を耐えた緑葉をかき分け、白と黄の花混ざり競う、スイカズラ
写真2 白のスイカズラ
写真3 黄のスイカズラ。花の色は白から黄に変わる
写真4 平地林の縁、緑の壁に白と黄の花、スイカズラ
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5月中旬、里みち・農道歩き
左前方に白の花びっしりのエゴノキ(弊ブログ2016年05月31日)
視線を落とすと平地林の縁に緑の壁、白と黄の花混ざる、スイカズラ(写真1~写真4)
Tさんのカボチャ畑(弊ブログ2016年05月28日)と道挟む平地林の縁
スイカズラは次のようである(注1)
常緑のスイカズラ科の木本性ツル植物
かつて花の蜜を吸ったのでスイカズラの名がついた
花の色は初め白く、しだいに黄に変わる
そのためキンギンカ・金銀花の別名がある
寒い冬も耐え忍び緑の葉をつけるのでニンドウ・忍冬の別名もある
学名:Lonicera japonica Thunb.
薬草・生薬として次のように使われる(注2)
1.茎や葉を50~100g、布袋に入れ、煮出して風呂に入れる。主な適用は痔と腰痛
2.蕾を1回3g煎服。主な適用は解熱
注1 岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科植物生態研究室(波田研)・植物雑学事典;スイカズラ
注2 鹿児島県薬剤師会編『薬草の詩-自然とのふれあいをもとめて-』(株式会社 南方新社 2002年)19頁・154頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年05月20日 撮影地:栃木県下野市