おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

美景 畑に紋様

2013年03月16日 07時45分07秒 | 景観




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 作土嵐の地、北関東下野
 畑に灰茶と黒茶の二色紋様(上の写真)
 なだらかな傾斜畑、不作付け畑
 農道の表土が飛ばされてできた
 作付けされていると紋様はできない
 美しいとばかりは言っておれない農業の現実

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年03月10日
 撮影地:栃木県下野市

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春ジャガイモ植え 3月8日 <我が家の菜園51>

2013年03月15日 06時20分24秒 | 農業

写真1 整然と並ぶ種ジャガイモと肥料。牛糞堆肥入り袋が見える。


写真2 左2つの肥料溜まりは自家製堆肥、化成肥料(白色)、バットグアノ、右の肥料溜まりは、前3種の肥料の上に牛糞堆肥を重ねた。


写真3 2本のウネ(畝)に耕土を被せてジャガイモ植えは終わり。


写真4 種ジャガイモ。左の箱にダンシャク、中の箱の上半分はインカノメザメ、下半分はキタアカリ、右の箱はキタアカリ


写真5 籾殻を被せたジャガイモのウネ(写真1~写真3のウネ)


写真6 寒冷紗を被せたジャガイモのウネ(写真1~写真3のウネ)


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 耕土嵐襲来(当ブログ2013年03月12日同月11日・他)、寒暖差大きい03月、まさに三寒四温。
 今年も春ジャガイモ植えの時期。
 我が家の菜園には、03月08日、3品種を妻が植えた(写真1~写真4)。
 キタアカリ1,000g、インカノメザメ600g、ダンシャク1,000gを植えた
 翌9日に籾殻を被せ、10日には寒冷紗を被せた。
 少しでも暖かくして発芽を促すため、と妻は語る。
 肥料は、下から順に堆肥(妻の手になる。)、化成肥料、バットグアノ(天然有機燐酸肥料)、牛糞堆肥の4層。
 6月の収穫が楽しみ。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年10月09日同年06日16日同年03月19日
 執筆者:有馬洋太郎 撮影者:写真1~写真3・写真5・写真6;妻、写真4;有馬洋太郎 
 撮影年月日:写真1~写真4;2013年03月08日、写真5;同月09日、写真6;同月10日
 撮影地:埼玉県久喜市
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機械化貧乏にはなるまいぞ!  トレーラーの長期利用・活用

2013年03月14日 00時00分00秒 | 農業

写真1 農村歩きを始めて出合ったトレーラー。前方の牽引機は新しい、歩行型耕耘機


写真2 ユウガオの実・フクベを運ぶトレーラー、写真1と同一。背負い籠、一輪車、軽4輪トラックなど、新旧の農業運搬手段が見える


写真3 トレーラー、うまくカーブを曲がる、おばあちゃん、おじょうず!


写真4 トレーラーに積んで来た草刈り機を着けるおじいちゃん


写真5 トレーラーの牽引機・手回し発動機。タイヤに替わり鉄輪


写真6 点検整備中。手回し発動機の後方に、代掻き刃と少々厚い棒状横板を付けてある


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1.農業用運搬は人力・馬車・牛車からトレーラーへ、自動車へ
 動力には人力、畜力、水力、風力、火力、電力がある
 近現代になり、石油や石炭を使う火力の蒸気タービン・内燃機関・発動機、発電機、電力モーターなどが開発された
 それに伴い、農業における運搬は人や牛馬に替りトラックやフォークリフトが登場
 自動車化・モータリゼーションである
 
 その初期、牽引機・発動機付き二輪車が後方に荷車(トレーラー・Trailer)を牽く
 いわゆるトレーラーが開発された
 本文のトレーラーは断らない限り、このタイプ
 
 それまで、馬車や牛車があり、人が牽く大八車やリヤカーがあった
 いずれも人や牛馬が牽くトレーラー
 これらトレーラーも三輪トラックや四輪トラックに駆逐された
 現在、中型トラックや軽トラックが農村や農道を走り回る

2.馬車や牛車を見た
 私は1958年(昭和33)から4年間、鹿児島県鹿屋市で暮らした
 当時、でこぼこ道の馬車や牛車を見た
 馬や牛が汗かきながら牽いていた
 澱粉工場へ運ぶカライモ入り叺を載せた車などを
 馬車のゴムタイヤは大きく硬かった
 それだけ、馬は多量を牽き運んだ
 馬力の所以
 その頃、大八車やリヤカーも見た
 リヤカーは、1970年頃、学生の引っ越しにも使われた

3.トレーラーの有効利用・活用
 農村歩きを始めた2008年、トレーラーに出合い驚く(写真1)
 農機具倉庫深くや博物館で見るしかないと思っていたので
 その後、数は多くないが、注意していると視界に入る
 フクベ運びに(写真2)、潅水タンク運びに(写真3)、草刈り機運びに(写真4)使われていた

 最新は2013年03月10日(写真5・写真6。弊ブログ2013年03月13日
 このトレーラーは牽引機・手回し発動機だけ、後方の荷車を外した、と教えてもらう
 その替わり、代掻き後の田んぼを走るように、タイヤに替わり鉄輪

 また、代掻き刃に少々厚い棒状横板をくくり付けてある、代掻き後の田んぼを平らに均すため
 トレーラー・手回し発動機の有効活用といえる
 だましだまし使っている、とのこと、点検整備を怠らない
 
 目にしたいずれのトレーラーも、作物や経費に合致する、あるいは使いやすさによる長年の利用
 機械化貧乏にはなるまいぞ!の心意気や経営理念を垣間見る

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2008年03月22日、写真2;2008年07月26日、写真3;2008年08月09日
 写真4;2009年10月04日 写真5・写真6;2013年03月10日 撮影地:写真1~写真6;栃木県下野市
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なに、なさってんですか82 ホーレンソウ播いてます

2013年03月13日 00時00分00秒 | 農業

写真1 播種機を手押しするKさん テーラー牽引機をいじる男性


写真2 手押し野菜播種機でホーレンソウを播く


写真3 「みのる 野菜播種機 PW-221」 みのる産業株式会社製(岡山県赤磐市下市)。撮影のため、種箱の蓋を外してある


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 2013年03月10日10時前、暖かい
 農村歩きの定路、平地林に入る
 葉の落ちた木々の向こう、いつもの畑に男性2人(写真1)
 風弱く、畑の作土は舞い上がってない
 農機具を手押しするのは、たびたび丁寧に教えてくださるKさん(弊ブログ2012年12月23日同年07月23日

 現場に着き、なに、なさってんですか
 農作業中にもかかわらず手を休め、丁寧に次のようにご教示
   ホーレンソウを播いている
   今年、ホーレンソウのできが悪いので
   軽4輪車荷台の農機具はテーラーの前の方、エンジン(ヤンマーSS50。手回しハンドルでエンジン始動)
   後方に付く荷台を外し、だましだまし使っている
   田んぼを代掻きした後、均すのに使う
   今日は修理屋さんに頼んで点検修理中

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年03月10日 撮影地:栃木県下野市

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作土飛散は煙霧じゃない、作土嵐

2013年03月12日 00時12分28秒 | 農村
写真1写真2

写真1 12:30:02 舞い上がり飛散する作土
写真2 12:45:22 左の白い建物は牛舎、中央の最遠方に下梁集落、その右へ順に成田集落、町田集落。各集落の防風林、家屋、園芸ハウスなどが見える

写真3写真4

写真3 12:45:28 前方に町田集落、防風林や園芸ハウスなどが見える
写真4 12:45:39 新4号国道の南脇に「道の駅しもつけ」

写真5写真6

写真5 12:49:28 写真2の下梁、成田の集落は視界から消える
写真6 12:49:36 約200m先の牛舎、西方から作土が飛散

写真7写真8

写真7 12:51:46 写真5の橋が視界から消える。飛散作土が私の方へ近づいて来る
写真8 12:52:23 私の後方、作土が飛散している

写真9写真10

写真9 12:52:43 視界から消えた写真2の下梁、成田の2集落
写真10 12:52:47 かすむ写真3の町田集落

写真11写真12

写真11 12:52:27 視界から消えた写真4の新4号国道、シルエットの「道の駅しもつけ」
写真12 13:08:07 写真2の下梁、成田の2集落や橋は視界から消え、牛舎はかすむ

写真13写真14

写真13 13:08:12 写真3の町田集落はかすむ
写真14 13:08:16 写真3の町田集落はかすむ。撤退を決断


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1.私は作土飛散の中、進むか、返えすか
 2013年03月10日、いつもの農村歩き
 JR自治医大駅に降り、JR石橋駅に着く6~7時間ほどの行程
 道はJR宇都宮線及び東北新幹線の東方、田や畑ならびに平地林の中
 本日は08時40分頃降りて歩く

 12時20分頃から畑の作土が舞い上がり飛散するのを散見(写真1)
 行程なかば、薬師寺6丁目交差点のガソリンスタンドを左に河岸段丘崖の短い坂を下る
 坂途中の定点ポイントで、下梁、成田、町田の各集落を撮る
 新4号国道の向こう、「道の駅しもつけ」などを撮る(写真2~写真4)
 ときは12時45分、この時点までは良かった、後がたいへん

 2~5分後、畑の作土が飛散、寒冷前線通過のため
 これから進む予定の下梁、成田は作土が飛んでいる、浮いている、流れている(写真5)
 身体に悪い、進むべきか、返えすべきか、迷う
 しだいに、私の方へ、定点ポイントへ近づいて来る(写真6・写真7)
 後ろを振り返ると、作土が段丘崖を伝い下方へ飛んでいる(写真8)
 すなわち、私は飛散の真っ只中
 遠方の下梁、成田は言うまでもなく、約200m先の橋も見る見るうちに視界から消える(写真7・写真9・写真13)
 牛舎もかすむ(写真12)
 新4号国道は消え、「道の駅しもつけ」はシルエットが見えるだけ(写真11)
 近くの町田集落もかすむ(写真10・写真13・写真14)
 これは大変、こっちには来ないだろう、とたかをくくっていた
 撤退を決断、ときに13時08分

2.作土飛散は煙霧じゃない、作土嵐
 自治医大駅へ帰る行程の2/3は畑の中
 北西から吹き荒ぶ寒風に正対し、前屈みで歩く
 顔面に吹きつける畑の砂混じり作土、痛い
 テレビで視る砂嵐のよう
 早く退き返せばよかった、と後悔しつつ歩く

 駅に着いたのは13時50分頃
 電車は3時間ほど動かず、動いても途中で停まる
 異音がしたとか、踏切緊急警報装置が作動したとかで
 帰宅したのは18時

 さて、その夜、私が見て体験した作土飛散を報道では煙霧と言っていた
 とんでもない。そんな、甘っちょろいものではない
 たしかに、遠方で見るうちは煙か霧
 しかし、烈風の道を歩いた限りでは嵐、作土嵐

 引用・参考文献等:弊ブログ2013年03月11日同年02月25日同月27日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年03月10日 撮影地:栃木県下野市
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