僅か一時間半のドライブだが北へ移動、雪の風呂に南無阿弥陀仏と沈んできた。寒いのは苦手だが、寒さで身も心も引き締まる思いがした。寒さは辛さ厳しさに通じる、暖が取れ寝食に不自由しない我が身の幸いに、いたずらに不平は言うまい、なんのこれしきまだまだと帰ってきた。
僅か一時間半のドライブだが北へ移動、雪の風呂に南無阿弥陀仏と沈んできた。寒いのは苦手だが、寒さで身も心も引き締まる思いがした。寒さは辛さ厳しさに通じる、暖が取れ寝食に不自由しない我が身の幸いに、いたずらに不平は言うまい、なんのこれしきまだまだと帰ってきた。
放射冷却か寒気団か、今朝は晴れて一段と冷え込んだ。50km以上先の2500m級の山々の銀嶺が朝日に輝いている。
突然のアルジェリア人質事件で、今この瞬間世界のあらゆるところで日本人が働き生活しているのを思い知らされた。アルジェリアの天然ガス開発プラントで日本人が働いていたのは知らなかった。アルジェリアという国も半世紀前の独立運動やカスバの女を連想するぐらいで、なんとなく平穏な国のような気がしていたのだが認識不足だった。
政治家や芸能人の私生活のあることないことをさもしく書きたてる週刊誌などに目を奪われていると脳味噌が劣化して、内向き日本の数m先しか見えず聞こえずになってしまう。日本の常識は勿論欧米の常識も通じない世界が海の向こうに広がっているのをまたしても思い知らされた。
錯綜する情報は躍起になっても確認は難しいだろう。辛いことではあるが静かに確実なことから伝えてほしい。日揮の社長が現地に出向くようだ。本当に社長が行くことで事態が好転するのであればよいのだが、情緒的な意味合いとすれば自重してもよいと思う。自体が好転しないと直ぐ誰それの批判が始まるが、そうしたやりきれなさをぶつけて物事の解明をうやむやにする動きを評価しない受け手でいたい。
安倍首相のご祝儀報道はわずか三週間で終わった。荒ぶ厳しい現実にどう立ち向かえるか、既に真価が問われ始めた。
介護保険で医師の意見書を毎月十五枚くらい書いている。時々家族から、判定が軽くなると困るから、重めに書いてほしいという要望がくる。「はあはあ」。と返事をするが、実際には事実を書いている。幸い判定は調査票と合わせ判定会議で決まるから、たとえ軽くなっても、ああそうでしたかで済ますことができる。結果について後から文句を言われて困ることはない。
もっと困るのは伝聞診断書だ。一週間くらい前風邪?で二三日会社を休んだ、治ったので出社したら診断書を要求されたので書いてくれとやってくるお兄さんやおじさんが年に一人二人居る。当然のことだが、診ていないので書けないと断るのだが、暫く沈黙のあと「ああそうか」。と大人しく診察室を出て行った後、受付では診察券をこんなものいらないと投げつけて怒って帰るのが定番だ。手間は取ったけれども、僅かでも料金を頂こうとすれば、一悶着を起こすのは目に見えているので、こういう人からは料金は頂かない。嫌な思いをして学んだ教訓だ。京都の料亭などで一見さんを断られるのが分かる気がする。
*クルム伊達の試合を夜WOWWOWで見ることができた。中盤、顎があがりそうだったが、よく頑張った。ブレイク合戦で粘り勝ち、相手が冷静さを欠き運もあったと思う。四十路の快挙に拍手を送りたい。
オーストラリアオープンが始まった。日本人選手が頑張っているので楽しみだが、どうも手に汗を握って心臓に悪い。伊藤は逆転負けかと思ったがよく勝った。中で錦織は紙一重抜きん出ており、安心して見ていられる。これから相手が強くなるので、手に汗を握ることになるだろう。
クルム伊達さんの試合は未だ見ていない。生中継が見られると良いのだが。録画の場合、結果を見聞きしないように注意しなければならない。というのは結果を知ると興味1/8減になるからだ。
芥川賞を75才の黒田夏子さんが受賞した。素晴らしい!、年上の快挙は励みに感じる。直木賞は朝井リョウさんと安倍龍太郎さんが受賞した。朝井リョウさんは男性としては最年少受賞で岐阜県出身とのこと。岐阜県出身と知り嬉しくなった。岐阜は変哲のない地味県と思っていたが、意外なことに岐阜県出身の作家が多いようだ。美濃産の私としては誇らしく感じる。
安倍首相の経済政策がアベノミクスと呼ばれているようだ。レーガノミクスを真似たのか、安倍さんとレーガンは学識不足と言うと失礼だが経済の専門家ではないところは似ているが、レーガンは親しみやすくグレートコミュニケーターと高く評価された。安倍さんはどうだろう。誰が経済政策の後ろ盾になっているのだろうか。日銀総裁の後任人事がきな臭いようだが、日銀の独立性は確保して戴きたい。勿論、同じ結論になって良いのだが、政府の言いなりは危険だ。総裁には肝っ玉の据わった責任を取る人をお願いしたい。