シルバーストーン・サーキットで7日(金)、2020年FIA F1世界選手権第5戦F1 70周年記念GP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのハミルトンが最速タイムを記録した。
今季2度目となるトリプルヘッダーの2戦目は前戦と同じシルバーストーンが舞台となっているが、ピレリは今週末のレースにC2からC4のタイヤを用意しており、イギリスGPよりもひとつ硬い組み合わせだ。初回セッションはメルセデス勢が変わらぬ速さを見せつけ、ボッタスとハミルトンの順番で1-2態勢を築き、3番手以下に0.7秒以上のリードを築いた。
現地午後に入って上空を雲が覆ったシルバーストーンでは気温30.6℃、路面温度41.8℃、湿度33.7%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まるも、すぐに動き出す陣営はおらず、開始から7分ほどが経過してハースF1やアルファ・タウリのクビアトらがコースに向かう。最初のフリー走行は全車がソフトタイヤの評価に専念していたが、このセッションはミディアムタイヤを中心に、ルノーのリカルドとオコンはハードタイヤ、レーシング・ポイントの2台が継続してソフトタイヤを試している。
他にソフトタイヤのプログラムに取り組んだのはマクラーレン勢とハミルトン。ボッタスはミディアムを履いており、メルセデスは2台でプログラムを分けている。それでも、ボッタスは柔らかいタイヤを履くレーシング・ポイントやマクラーレンよりも速いタイムを残し、1分25秒台に入れてタイムシート最上位につけた。ボッタスに遅れて最初のタイム計測を終えたハミルトンが1分25秒911を刻んで最速タイムを塗り替えたとはいえ、2人のギャップは0.006秒しかない。
メルセデスに次ぐ3番手にはレッドブルのフェルスタッペンがつけ、シルバーストーンの2戦目もペレスの代役に抜擢されたヒュルケンベルグが4番手、ノリス(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)が続いた。
ミディアムで6周を走った後、ソフトタイヤに切り替えたボッタスがハミルトンのタイムを上回るも、タイヤをミディアムに交換してクイックラップに臨んだハミルトンがさらに速くラップをまとめてトップの座を奪い返す。メルセデスとその他のギャップは広がる一方で、この時点で0.8秒以上に拡大していた。ソフトで3周を走ったリカルドが1分26秒421を刻んで3番手に飛び込み、フェルスタッペンが0.016秒差で4番手に後退している。
各車がそれぞれのプログラムを進めていたセッション終盤、ペースダウンしたベッテルがコース脇にマシンを停車。フェラーリマシンからはオイルが漏れており、ベッテルが無線で伝えたところによれば「エンジントラブル」の可能性があるようだ。
ベッテルの停車で発令されたバーチャルセーフティカーが解除された直後、今度はアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがマゴッツとベケッツの間にあるランオフエリアど真ん中にマシンを止めてしまう。一瞬の黄旗を経て赤旗に切り替わり、そのままセッション終了となった。
ハミルトンとボッタスのメルセデス勢が1-2で締めくくった2回目のフリー走行はリカルド、フェルスタッペン、ストロール、ヒュルケンベルグのトップ6となり、レッドブルのアルボンは11番手、それにアルファ・タウリのクビアトとガスリーが続いた。
ホンダPU勢は、フェルスタッペンのみ10位以内ですので、予選の結果が心配されますが、今日の予選を頑張って欲しいですね!
今季2度目となるトリプルヘッダーの2戦目は前戦と同じシルバーストーンが舞台となっているが、ピレリは今週末のレースにC2からC4のタイヤを用意しており、イギリスGPよりもひとつ硬い組み合わせだ。初回セッションはメルセデス勢が変わらぬ速さを見せつけ、ボッタスとハミルトンの順番で1-2態勢を築き、3番手以下に0.7秒以上のリードを築いた。
現地午後に入って上空を雲が覆ったシルバーストーンでは気温30.6℃、路面温度41.8℃、湿度33.7%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まるも、すぐに動き出す陣営はおらず、開始から7分ほどが経過してハースF1やアルファ・タウリのクビアトらがコースに向かう。最初のフリー走行は全車がソフトタイヤの評価に専念していたが、このセッションはミディアムタイヤを中心に、ルノーのリカルドとオコンはハードタイヤ、レーシング・ポイントの2台が継続してソフトタイヤを試している。
他にソフトタイヤのプログラムに取り組んだのはマクラーレン勢とハミルトン。ボッタスはミディアムを履いており、メルセデスは2台でプログラムを分けている。それでも、ボッタスは柔らかいタイヤを履くレーシング・ポイントやマクラーレンよりも速いタイムを残し、1分25秒台に入れてタイムシート最上位につけた。ボッタスに遅れて最初のタイム計測を終えたハミルトンが1分25秒911を刻んで最速タイムを塗り替えたとはいえ、2人のギャップは0.006秒しかない。
メルセデスに次ぐ3番手にはレッドブルのフェルスタッペンがつけ、シルバーストーンの2戦目もペレスの代役に抜擢されたヒュルケンベルグが4番手、ノリス(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)が続いた。
ミディアムで6周を走った後、ソフトタイヤに切り替えたボッタスがハミルトンのタイムを上回るも、タイヤをミディアムに交換してクイックラップに臨んだハミルトンがさらに速くラップをまとめてトップの座を奪い返す。メルセデスとその他のギャップは広がる一方で、この時点で0.8秒以上に拡大していた。ソフトで3周を走ったリカルドが1分26秒421を刻んで3番手に飛び込み、フェルスタッペンが0.016秒差で4番手に後退している。
各車がそれぞれのプログラムを進めていたセッション終盤、ペースダウンしたベッテルがコース脇にマシンを停車。フェラーリマシンからはオイルが漏れており、ベッテルが無線で伝えたところによれば「エンジントラブル」の可能性があるようだ。
ベッテルの停車で発令されたバーチャルセーフティカーが解除された直後、今度はアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがマゴッツとベケッツの間にあるランオフエリアど真ん中にマシンを止めてしまう。一瞬の黄旗を経て赤旗に切り替わり、そのままセッション終了となった。
ハミルトンとボッタスのメルセデス勢が1-2で締めくくった2回目のフリー走行はリカルド、フェルスタッペン、ストロール、ヒュルケンベルグのトップ6となり、レッドブルのアルボンは11番手、それにアルファ・タウリのクビアトとガスリーが続いた。
ホンダPU勢は、フェルスタッペンのみ10位以内ですので、予選の結果が心配されますが、今日の予選を頑張って欲しいですね!