作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

平穏無事

2005年08月24日 | 日記・紀行

図書館から借りていた本を返却する。我が市の図書館には、あれだけ巷で取り上げられたフランシス・フクヤマの『歴史の終わり』という本さえない。

先に確か舟橋市かの図書館の女性司書が、西尾幹二氏や井沢元彦氏ら「新しい歴史教科書を作る会」のいわゆる保守派著作家のメンバーの作品を破棄したということで裁判沙汰があった。私は西尾氏らの「保守思想」に必ずしも同意するものではないが、しかし、言論の自由をはじめとする、出版、結社、集会などの自由の侵害されることに、なによりも懸念を覚える。我が公共図書館にそうした偏向のないことを期待したい。ほんの小さな侵害の芽にも敏感でありたい。公共図書館のあり方についても、市はもっと市民の意見を聞き、その運営ももっとオープンなものにして行く努力をすべきだろう。自由ほど貴重なものはないから。

二十一世紀の日本の国家戦略についても考えて行きたい。

基本的には、西洋型立憲君主制。自由と民主主義が国是。参議院の廃止か削減。国会議員の半減など。

台風11号が接近しつつあるとのこと。イスラエルのガザ入植地完全撤退についての小論を宗教ブログに書く。

明日もできるだけ晴れますように。

コメント
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