プレッシャーに打ち勝つ

　きょうは、サーブを重点的に練習を行った。２本連続を全員クリアできるように指示をした。ところが、１本目、もしくは２本目でミスをする子どもがいた。練習では、落ちるサーブをたくさん打てるし、試合でもエースをとる確率の高い子どもでもこういうプレッシャーをかけるととたんにミスをしてしまう。試合でも、一回り目は簡単にミスをすることの多い子どもである。やはり、練習での姿がそのまま試合でも出てしまうようである。
　全員クリアするまで次の練習にはいかないとさらに指示をすると、子ども達は円陣を組んで、強気で打とうなどと声をかけ合ったり、入ったサーブにはみんなで声をかけ合ったりして、みんなでやろうという雰囲気を作り出していた。
　ただ漠然と何のプレッシャーもなく長い時間、サーブ練習をしても実践には生かされないのではないかと思っている。プレッシャーに打ち勝ち、なおかついいサーブを打つことが練習でできるのであれば、試合でも自然体で臨めるのではないかと思っている。練習はうそをつかない。
　今の子ども達は、練習の中で自信をつけ、気持ちの切り替えをしてほしい。日々努力。