笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

月曜練習に思うこと

2010-11-22 23:15:53 | Weblog
 きょうは、ボールを使わない練習の日である。4時半練習開始なので、私もそれに合わせて、準備などをしているが、子供たちはだらだらといつ始まるのやらといった感じだった。また、モップがけなどをやっている子と遅れてきてもマイペースで支度をしたいる子、遊んでいる子など様々であった。とっくに練習開始の時間が過ぎているのにそういう状態だったので、思わず一喝した。子供たちを集合させ、「時間を守ること」「キャプテンは他の人よりも一つでも2つでも多く仕事をするのがキャプテンだよ」などと話した。
 今のチームには、けじめがないと感じることが多い。2、3人でいるとすぐになれ合っている場面が多い。きょうは、練習の後半に今度の大会の目標を立てさせた。キャプテンを中心に意見を出させ、まとめさせようと思った。しかし、そういうことに慣れていないこともあるのか、話し合いにならない。また、何人かで話し合うということでも自分から話し合いに入っていかない子もいる。
 こういう姿を見ていると、本当にバレーをする以前にいろいろなことを教えていかなければならないと同時にバレーを通じて、自分を磨くこと、徳を磨くことを教える必要があると思った。ただ、アップをして、パスをして、サーブやスパイクを打って、フォーメーションの練習を繰り返しやってもあまり意味がないのではないかと思ってしまう。勝つことよりもうまくなることよりも大切なことがあるんだよ、自分の可能性はいっぱいあるんだよ、自分を磨けばたくさん輝くことができるんだよということをいろいろな話し、バレーの練習を通じて伝えていきたいと強く思った。本当に人間的成長なくして技術の成長はないと感じる。
 ボールを使うとどうしてもボールを見てしまう。ボールを使わないと子供の心がよく見えると感じる。この月曜日を有効に使っていきたい。日々努力。
コメント (2)
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