草野健次著「指導者の人間学」より
『「技術だけ教えてもダメ。」併せて「体力の向上」「人間性の向上」も指導してあげることが大事。勝つだけにこだわるのはダメ。
何が何でも勝てばいいという勝利至上主義はよくない。よくないことはやらないのが大人の品格。なぜなら子供には将来がある。指導者よりも先が長い。社会に貢献できる人間に育って欲しいと願うのは親として当然のことだろう。そのために自立できる人間になることである。自立型人間になるためには「考える力」が必要になってくる。考える習慣は子供のときにつけさせておかないと身につかない。勝利至上主義の最大の罪は子供から考える力を奪ってしまうことにあると思っている。』
明日は、室内トレーニングの日である。技術指導はもちろんだが、体力の向上と人間性の向上を図るために、人間学を通して「考える力」をつけることも行ってきたい。子どもの将来のために私ができることをこつこつとやるのみである。日々努力。