笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

己に勝つ!

2008-12-15 22:48:05 | Weblog
  きょうの練習前に、ファイル提出を忘れた子への指導をした。ファイルというのは、いつも練習前と練習後に目標や反省を書き込むファイルだが、試合の前に反省用紙を渡して、試合のことについての反省を書かせて、ファイルにとじて提出させている。いつもは全員が朝のうちに提出してくるが、いつまでも提出してこないので該当の子に聞くと忘れたということで練習前に忘れた後にどういう行動をとったらいいかなどの話をした。こういったことを見逃さずに子どもに人としてどういう行動をとるべきかをわかってほしいと思う。
 きょうの練習は、上記のことを含めて、高橋杯に向けての話やスパイクの基のDVDを見ながらのスパダンをやってみた。きょうの練習は、大会に向けていろいろな練習をしようと私自身が少し焦っていたなと反省している。ばたばたと練習をしてしまった感じがして、あまり深まりがなかったような気がする。それは、たぶんいつもやっているモーションバランスやコーデイネーショントレーニングなど、じっくり身のこなしをしていなかったからかもしれない。
 大会に向けて調整はするものの、やはり焦りは禁物でじっくり子ども達の動きを見極めながら、何が必要なのかを考えて練習していかなければならないと思った。こんなことを考えると、本当に勝たなければならないのは、試合の相手ではなくて自分自身なんだなと感じる。私自身が自分を律することが大切だと感じると同時に子ども達にも自分自身に勝ってほしいと思った。きょうも子ども達に「朝、一人で起きている人?」と聞くと、起きている子は半分以下だった。たかが起床ぐらいと思うだろうが、できそうでなかなかできるものではない。私自身も毎日布団の中で自分との戦いをしている。私も自分の弱さを克服しなければならない。
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