笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

何かがつながり始めている!?

2008-12-11 22:27:28 | Weblog
  きょうの練習は、DVDを見ながらのモーションバランストレーニングをじっくり行った。DVDを見ながらやると、私も改めてポイントがよくわかった。例えば、ボールをあげて、落ちてくるボールをももに当てて、跳ね返ったボールをアンダーであげた後、背面でキャッチするというドリルだが、子ども達はうまくもも当てができずにボールはどこかにいってしまう。そこでうまくいかないからあきらめてしまう子が多い。DVDでは、塾頭がうまくいかなくてもそれを取りに行くことが大切だと解説していた。できるようになるためのドリルではあるが、できなくても目的さえおさえていればそれも大切な練習なのだと思う。
 練習の後半は、前回と同じA、Bに分かれての乱打を行った。きょうは習い事に行って休んでいる子もいたので、5対5で行った。特に私からは指示をしなかった。するとセッターをつけずに5人でサーブカットに入り、その中から誰かがセットアップして攻撃につなげていた。まるで6人制のローテーションの動きをそのままやっている感じで、特に指示をしたわけでもないのに自然とそういう動きをしているのにはびっくりした。ただし、全員セッターの練習をしていることもあり、誰があげてもできるということは子ども達自身が固定的な考えをもっていない、多様性と可能性を子ども達自ら実践していることを感じた。
 Bクラスの練習も少しだけやってみたが、今まで見たことのないようなアタックを1発だけ打っていたのにはびっくりした。そのアタックが4年生の頭に強打してしまい、打った子は逆に恐縮していた。思い切り打ったら思わぬアタックを打ってしまったようである。そのことをほめたら、「大会前は調子いいんですけどねえ・・」などと言っていた。
 その子だけではなく、他の子達も徐々に何かがつながり始めているような感じがするのは私だけだろうか。
 折しも、待ちに待った新刊「スパイクの基」がきょう届いた。DVDも近々届く予定である。スパイクについての指導をもう一度見直すいい機会だと思っているし、子ども達がどう変わっていくかとても楽しみである。
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