不器用で、おとなしくて、私が話しかけてももじもじして返事もあまり聞き取れない子がます。バレーも決して目に見えて上手くなっているわけではないのですが、少しずつ動きができています。子ども達の中にはすぐ理解してできる子もいれば、牛歩のような歩みの子もいます。みんなのようにうまくできなくても目標は同じ。その子その子にあったオーダーメイドの練習ができるように私が一工夫もふた工夫もしなければならないと思います。
先日、致知2024年1月号が届きました。付録として、「生き方の法則」という小冊子がついていました。その中の言葉として、『徳と毒はよく似ている。徳は毒のにごりを取ったものだ。毒になることでも、そのにごりを取れば徳になるのである。どんないやなことでも、心のにごりをすてて勇んで引き受ける心が徳の心だ。いやなことでも、辛いとかいやとか思わないでやる。喜んで勇みきって引き受ける。働きつとめぬく。それが徳のできてゆく土台だ。ばからしいとか、いやだなあという、にごった心をすっかり取って、感謝と歓喜で引き受けるなら、辛いことほど徳になる』ー常岡一郎
なるほどなあ。どんなことでもその人の心のあり方次第で変わるんだなあ。やましい、にごった、欲のあるよう生き方ではいけないと思いました。正しい生き方できょうも清々しく過ごしたいと思います。
『致知』2024年1月号 宮崎正裕(神奈川県警察剣道名誉師範)より
『剣道には、「打って反省、打たれて感謝」という言葉があります。人生で大事なのは失敗しないことではなく、失敗をいかに成功に繋げていくかです。」
なるほどなあ。失敗しないように転ばぬ先の杖を用意するのではなく、失敗をどう受け止めて失敗を失敗で終わらせないで成功にどう繋げていくかですね。こういう考え方だと、心に余裕ができるなあ。
1日があっという間に過ぎていきます。時間に限りがあるのに、ダラダラと過ごしてしまう。先日著名人の寝る前の習慣についての記事を読みました。ほとんどの人が寝る前に1時間ほど読書をしていたそうです。興味のある本をよく買いますが、それを最後まで読むことや何度も読むことはあまりないなと。自分の生活の中で読書をルーティンに入れようと思います。
土、日は、ゆっくり過ごしました。おかさまげで病院から処方された薬で喉の痛みもすっかり良くなりました。学校がインフルエンザの流行で病院で検査をしてもらったら大丈夫でした。やはり抵抗力が衰えているのかもしれません。そういう意味では、心と体をもう一度鍛えなくてはならないなあ。油断するとすぐに衰えてしまう。
『致知』1989年10月号特集「旅と人生」「一期一会」瀬戸内寂聴(作家)より
「一期一会という言葉がありますが、私は日常、そう思っていますよ。
例えば、きょう、私たちがそれこそなんの因縁だか、お会いしましたでしょ。
だけどこれで別れた後、どうなるかわからないでしょ。
だから、私たちは会って別れた瞬間、それは永別だと思うのです、間違いないんです。
だけど誰もそう思わないのね。
私は講演に行くと、よく奥さんたちに「亭主が会社に行くときに帰ってくると思うな」
というんですよ。
そう思うと、行ってらっしゃいって言葉が違うっていうんですよ。
必ず帰ってくると思うから、疎かにするんで、もう会えないんじゃないかと思えば、
その時その時、一生懸命に愛しますよ。
そうでしょ。そういうふうに考えてほしいって、
講演するんです。」
なるほどなあ。私は妻が朝家を出る時に必ず「行ってらっしゃい。」と声をかけていますが、もう会えないんじゃないかと思って言っていなかったなと思います。きょうからは、そういう気持ちで声をかけていきたいと思います。そして、きょう会う人たちにもそういう気持ちで接していきたいと思います。