全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

労災隠しの報道

2006年08月13日 16時30分15秒 | Weblog
高浜にあるトヨタ車体精工で労災隠しと偽装請負が発覚しました。
今の時代のトレンドだとしたら、いやはやもう


asahi.comより
以下引用開始

トヨタ系企業が労災隠し 偽装請負が背景に
2006年08月13日06時13分
 トヨタ自動車グループの部品メーカー「トヨタ車体精工」(TSK、本社・愛知県高浜市)の高浜工場で今年3月、請負労働者が全治4週間のけがをしたのに、TSKも請負会社も労働安全衛生法で義務づけられている労災の報告をしていなかったことがわかった。この工場では、TSKが請負労働者に直接指揮命令する「偽装請負」が行われていた。メーカーと請負会社の間で安全責任の所在があいまいになっていたことが「労災隠し」につながった形だ。

 刈谷労働基準監督署は同法違反の疑いがあるとして捜査に乗り出した。

 けがをしたのは、請負会社「大起」(同県岡崎市)の契約社員の男性(21)。男性は乗用車用シートの組み立て作業中、金属製のパイプが右手に落ち、親指を骨折。病院で全治4週間の診断を受けた。事故後の調査にはTSKの工場幹部も立ち会い、男性に当面、清掃作業をするよう指示。男性は翌日、左手を使って掃除したが、痛みが増したため、その後1週間ほど仕事を休んだ。

 労働安全衛生法などは、労災で4日以上休業した場合は労基署にすみやかに報告するよう義務づけている。違反すると50万円以下の罰金。偽装請負の場合、労働者派遣と同じ扱いになり、請負会社と発注元企業の双方に報告義務があるが、TSKも大起も7月に朝日新聞から指摘されるまで報告していなかった。

 大起は労災保険による休業補償の手続きをする代わりに、「出勤扱い」にして男性に給料を支払っていた。同社の担当者は「出勤扱いはTSKの幹部の了承を得ていた」といい、結果的に両社が労災の発覚を免れようとしていた。

 TSKの役員は「現場に休業災害にしたくないという気持ちがなかったといえばうそになる。大起と一緒に労災隠しに加担したといわれても仕方ない」と説明。愛知労働局から指導を受け、8月に請負契約を派遣に切り替え、偽装請負を解消したという。

 一方、大起の担当者は「日頃こうしたことはTSKに相談していた。労災の報告義務のことを知らなかった」と知識不足を認めた。

   ◇  ◇

 偽装請負が労災隠しの要因になった例として、いすゞ自動車系の部品メーカー「自動車部品工業」(神奈川県)で、03~04年に起きた6件の労災隠しがある。厚木労基署は「偽装請負を知られたくないという動機があった」と認定し、昨年2月、同社と当時の幹部らを書類送検した。

以上引用終わり
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連休2日目

2006年08月13日 06時23分44秒 | Weblog
連休2日目の朝は雲の多い朝です。といっても日中にかけては晴天になり、気温も30度を超えるようです。6時台だと普段は連二の影響で町が動いているのですが、連休中は静かです。空気もいいですね。
 メディアの報道も、この時期だからでしょうかトヨタに関するものは少ないです。操業再開となれば、また増えるのでしょうが。皆さん外に出ている分、このブログへの訪問も少なくなっています。というよりもブログ全体への訪問が一休みということになっているようです。
 しかし、この時期気だからこそ、話題を変えて発信します。地域社会のこと、そして平和に関わることを。
 全トユニオンのHPにもどうぞ。
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連休初日

2006年08月12日 16時08分46秒 | Weblog
連休初日の12日は、豊田から刈谷にいたる西三河の基幹道路はさすがに空いていました。特にトレーラーや大型トラックを目にしないのは気持ちがいいものです。
 一方高速道路は帰省や行楽のため各地ですでに渋滞が発生しているようです。気をつけてくださいよ。こちらは午後から天候が荒れているようで雷がごろごろ鳴り響いていました。充実した休暇を過ごしてください。帰ってくるとあの日常的なハードな仕事が待っています。十分に充電だけはしておいてください。 ぜ
 全トユニオンHPの方も訪問をよろしく。
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「トヨタの正体」発見

2006年08月11日 17時50分21秒 | Weblog
本日、トヨタ生協(メグリア)本店に出向きました。久しぶりです。記憶では1階に精文館が入っていたはずなのですが違う店舗になっていました。サービスカウンターの女の子に聞いたら、本屋さんは3階にあると案内してくれました。
 3階にあがって、この地域では当たり前のトヨタ本コーナーに出向きましたら、その中に「トヨタの正体」が山積みされていました。ちなみに、この本屋さんはメグリア(生協)直営だそうです。今の世の中、「禁書」なんてないですよね(笑)
しかし、前回あげた書店(豊田市内)ではおいてないのは事実です。
 しかし、ならば外からのビラまきを「とるな」と圧力をかけるようなこともやめれば、もっとイメージアップするのですが。
管理人
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明日から夏休み

2006年08月11日 08時33分56秒 | Weblog
明日から夏休みといっても10日足らずです。とはいってもありがたいものです。気もそぞろの人もみえるかもしれません。せっかく買ったマイカーでふるさとに帰る人もみえるでしょう。どうかお気をつけて。期間工や派遣なのでトヨタ自動車・関連企業に勤めてみえるかたで、遠方からのひとはどうなさるのでしょうか?
 近場で、10日近くも過ごす方法もみつけなくてはいけませんね。日帰り温泉やスーパー銭湯や図書館、無料講演会なんかのはしごはいかがでしょうか?食費と交通費とわずかな入場料ですみます。それとこの時期は、日中は案外まともなテレビもやっているから、熱闘甲子園に飽きたらそちらをのぞくのもいいでしょう。
 ブログの訪問者数は、右肩上がりでしたが、昨日は一段落でした。しかし、
べすと1000 にははいっていますから、定着したのでしょうか?
 全トユニオンHPの方も訪問をよろしく。

 過去1週間の閲覧数とランキング

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IMF-JCのサイトから

2006年08月10日 09時28分23秒 | Weblog
IMF(国際金属労連)が世界的にTMPCWA(フィリピントヨタ労組)の支援と反トヨタキャンペーンをやっていることはご承知のことと思います。このたび、その日本協議会(JC)のHPに、その件についての掲載がされましたので、その真摯で勇気ある姿勢に敬意を表するとともに、さらに我が国のJC参加労組におかれてもこの課題への取り組みをお願いしたく、皆さんに紹介することとします。


以下引用
------
広がるTMPCWA支援

各国の組合が、復職を求めて闘うフィリピントヨタ労働者に連帯支援と資金提供
を約束した。

オーストラリア: オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドをは
じめとする国々のIMF加盟組織が、解雇された労働者の復職と組合承認とを求
めて闘っているフィリピントヨタ労組(TMPCWA)組合員のために行動を起
こした。
 ジュリアス・ロー・オーストラリア製造労組(AMWU)会長、マルチェロ・
マレンタッキIMF書記長、ダグ・キャメロンAMWU全国書記長は、シドニー
で開かれたAMWU隔年全国会議において、フィリピントヨタの状況に焦点を当
てた。会議に参加した100人の代議員は、バージリオ・コランドグTMPCW
A役員の演説に喝采を送った。
 「AMWUはトヨタと適正な労働協約を結んでいるが、組合員は『トヨタはど
こに投資するにせよILO基準を尊重しなければならない』という思いを強めて
いる。オーストラリアの反労働者的法律は企業に、私たちが苦労して得た権利を
も攻撃する機会を提供するものだ。労働者を復職させ、組合を承認しなければな
らない」とロー会長は述べた。
 ロー会長は、AMWUはTMPCWAの努力を支援するために2,000オー
ストラリア・ドル(1,500米ドル)を寄付する、と発表した。アミカス、カ
ナダ自動車労組、CWA、ニュージーランドEPMUも、AMWUに同調して出
資を誓約。代議員たちは、さらに750ドルを寄付した。
 代議員は、トヨタ労働者を支援する連帯行動とさらなる資金集めへの支持を決
議した。
 「これはトヨタのフィリピン人労働者のためだけではなく、企業による威嚇、
政府介入、労働者の基本的権利の著しい侵害に繰り返し直面している世界中の金
属労働者のためにも重要な闘いだ」と、マルチェロ・マレンタッキ書記長は述べ
た。
 この会議では、フィリピン生まれのAMWU代議員数人がバージリオを支持
し、その中にはメルボルンの大きなトヨタ工場から参加した労働者1人も含まれ
ていた。このメルボルン工場には、フィリピン出身のAMWU組合員が150人
以上いる。バージリオは、今週の終わりにニューサウスウェールズ州とビクトリ
ア州でトヨタ労働者との特別会合を開催する予定だ。オーストラリアのトヨタ労
働者は引き続きトヨタに圧力をかけ、フィリピンで労働者の諸権利を尊重するよ
う求めていく。
 IMFと加盟組織は国際的なキャンペーンを開始し、トヨタで不当に解雇され
たTMPCWA労働者の即時復職を要求している。

 「今すぐ復職を!」キャンペーンの詳細を参照のこと 
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?id=47&l=2&cid=13914


[2006年7月26日]


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神奈川県労働委員会

2006年08月10日 09時19分10秒 | Weblog
フィリピントヨタ労組を支援する会からの連絡です。却下するとしてももう少しまともな理由があろうとは思いますが。とりあえず紹介まで。


フィリピントヨタ不当労働行為事件 神奈川県労働委員会が却下の決定!

神奈川県労働委員会決定

2006年8月8日神奈川県労働委員会は全造船機械労働組合関東地方協議会の
トヨタ自動車の不当労働行為救済申し立てを却下する決定を8月4日に行ったこ
とを通知してきました。

主文は「本件申し立てを却下する」

理由は約四枚半に展開されていますが、その核心は次の二点です。

「我が国の労働組合法は、日本における労使関係に適用されるのが原則であっ
て、本件のような外国における労使関係には、同法を適用しなければ公平さに欠
けるとか不合理であるなどの特段の事情がない限り適用されないと考えられ
る。-------我が国の労働組合法を適用すべき特段の事情をうかがわせる具体的
事情の存在を窺わせる具体的事実に関する主張があったとは認められず、またそ
れに関する疎明も見当たらない。」

「本件申し立てにおいて、彼申立人らが拒否したと申立人が主張する団体交渉
は、申立人加盟組合であるTMPCWAのフィリピンにおける労使紛争に係るもので
あって、当該労使関係についてはすでに見たように我が国の労働組合法の適用が
ないのであるから、-----その限りにおいて不当労働行為救済手続きにおける申
立人適格を有しないといわざるを得ない。」

+++++++++++++++++++++++++
フィリピントヨタ労組を支援する会
+++++++++++++++++++++++++

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暑中お見舞い

2006年08月09日 11時42分24秒 | Weblog
 暑中お見舞い申し上げます。
組合員の皆さんへ
 連日の猛暑の中お仕事お疲れ様です。
12日~20日までお盆休みに入ります。
忙しかった組合活動に一息入れましょう。
 ご家族を労ってください。
組合ご支援の皆さんへ
 この半年間、何から何まで心強いご支援いただき有難うございました。
全ト・ユニオンの特色を出しながら、組合の存在を発揮していきたいと思います。
 ご家族共々ご健康で在られますようにご祈念致します。
         全トヨタ労働組合 執行委員会一同
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トヨタ取材班の記事の紹介です。

2006年08月09日 05時40分26秒 | Weblog
トヨタ取材班の記事を紹介します。詳しい内容はサイトを訪問してください。しかし驚くべきことです。

トヨタ取材班記者の新記事がアップされました。 
リコール王・トヨタ 欠陥車率3年連続100%超も、回収率さえ非公表  
http://www.mynewsjapan.com:80/kobetsu.jsp?sn=480  
 トヨタのリコール台数を販売台数で割ると、欠陥車率が出てくる。これが、なんと3年連続で100%を超える勢いなのだ。つまり、売っている台数よりも、リコール届出で回収・修理しなければならない欠陥台数のほうが多いという状態が、2004年からずっと続いている。そのようなメーカーはトヨタだけで、「トヨタ=欠陥車」は定着しつつある。にもかかわらず、どれだけ修理が進んだかさえ、公表できないという。こうしたコンプライアンス意識の低さは、重大な事故を招きかねない。  

------------------------------------------------
株式会社MyNewsJapan <http://www.mynewsjapan.com >
連絡先:info@mynewsjapan.com
メルマガ登録/変更: http://www.mynewsjapan.com/melmaga.jsp
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韓国中央日報より

2006年08月09日 05時19分29秒 | Weblog
韓国中央日報でもトヨタのリコール問題に厳しい論評を加えています。

品質神話のトヨタにリコール急増

「タイヤが膨らみあがったり破裂することもある。衝突時にエアバックが膨らまないこともあり、パワーステアリングのシステムが働かないこともあり得る」。長い間米自動車でのみあり得ると思われていたリコール(無償修理・回収)が、品質に限っては最高とされていたトヨタ自動車にも急増し、トヨタのイメージダウンが懸念されている。米紙・ニューヨークタイムズが5日(現地時間)報じた。

米高速道路安全局(NHTSA)によると、トヨタの最大市場・米国でリコール対象になったトヨタ車両は昨年220万台にのぼり、04年の倍増となった。とりわけ、リコール対象の車両が20万台にすぎなかった03年に比べれば10倍以上も急増したもの。

日本でもトヨタのリコール車両は昨年190万台で、01年に比べて41倍も急増。最近急増するリコール問題が、まだトヨタの経営に大きな影響を及ぼしてはいない。日本では依然としてシェアトップで、米市場ではフォード・モーターを抜いてゼネラル・モータース(GM)につぐ第2位。だが同社の役員らはこうした事態が悪化すれば結局トヨタの成長を阻害するとし、対策作りに頭を悩ませている。


2006.08.06 17:10:42

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