全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

フィリピントヨタ続報

2006年08月19日 06時37分50秒 | Weblog
とりあえず釈放されたことだけは報告します。
関係者の方、ご苦労様です。

以下レーバーネットより引用
皆さんへ

ご心配をおかけしましたが、5時20分、勾留中だったフィリピントヨタ労組員2
1名全員が釈放されました。

暴行罪で起訴されるかどうか、昨日からガルシア弁護士が粘り強く交渉を続けて
いましたが、起訴されることなく釈放されることになりました。
エド委員長と話をしましたが、元気な声で安心しました。

エドからのメッセージ

「いま、警察署の外にいます。これから、みんなでサンタロサ工場に抗議に向か
います。ご心配をおかけしました。負傷したメンバーも大丈夫です。
みなさまの支援と連帯に感謝します。
明日、休養をしてからあらためてメッセージをおおくりします。」

フィリピントヨタ労組を支援する会事務局
遠野はるひ
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フィリピントヨタ労組で異変が

2006年08月18日 10時43分44秒 | Weblog
フィリピントヨタ労組で大きな動きがあるようです。情報はIMF国際金属労連のニュースからです。逮捕者には、エド委員長も含まれているかの報道もあります。正確な情報が分かり次第続報を配信しますが、とりあえず以下転載です。

引用開始
フィリピントヨタ労働者逮捕される

TMPCWAの示威者達は、労働雇用省前での抗議中に、刑事犯のように扱われた。
                       
2006年8月16日
フィリピン発。 国際金属労連は、少なくとも20名のトヨタ・モーター・フィリ
ピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエイション(TMPCWA)の組合員
が、労働雇用省(DOLE)前での示威後に、当局により逮捕され、現在勾留されて
いることを知った。

示威は、会社側が後ろ盾になっているトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレ
イション・レイバー・オーガニゼイション(TMPCLO)に、トヨタ・モーター・
フィリピン・コーポレイションにおける唯一交渉権を認めると宣言したDOLEの最
近の決定に対して抗議するためのものであった。

この決定は、フィリピントヨタにおける組合認知と、労働者の示威に対して違法
に解雇された136名の労働者の職場復帰のために闘ってきたTMPCWAへの、新たな
攻撃である。

IMFは、これら逮捕者の即時釈放を求める書状を、フィリピンの大統領に送っ
た。

IMFとその傘下組織は、TMPCWA組合員の労働者の権利のための、現在続行中の
キャンペーンを、これまで維持してきた。IMFキャンペーンのさらに詳しい情報
については、www.imfmetal.org/toyotaphippinesを参照されたい。

[2006年8月16日] KP記者

---------------------------------------------------

【アロヨ大統領宛て即時釈放を求めるIMFの書状の和訳】

2006年8月16日
IMF発

フィリピン
グロリア・マカパガル・アロヨ大統領宛て

親愛なる大統領殿

国際金属労連は、労働雇用省(DOLE)の外での平和的抗議に、およそ20名のトヨ
タ・モーター・フィリピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエイション
(TMPCWA)の組合員が、当局により逮捕され、現在マニラ市のどこかの刑務所に
勾留されていることを知りました。

私達は、これらの逮捕者の中に、TMPCWAのエド・クベロ委員長が入っているとの
報告を受けています。IMFは、国際的に認められている労働権および人権によっ
てその結社の自由の権利を保護されているこれらの労働組合主義者の、安全と福
祉について深く憂慮するものです。

私達は、大統領が速やかに本件を解決し、不当に拘禁されている彼等全員の即時
無条件釈放を政府に指示されるよう懇請致します。

敬具

国際金属労連
書記長 マルチェロ・マレンタッキー

--------------------------------------------------------------

IMF letter to President Arroyo

http://www.imfmetal.org/main/files/06081618220184/protest_detention.pdf

以上
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中日しんぶん トヨタの世界

2006年08月17日 13時13分16秒 | Weblog
 8月1日から昨日16日まで、「トヨタの世界」の第3部が連載されていました。
これらの記事は、第3部「モータータウンはいま」というテーマで12回掲載されました。第1部、第2部、第3部と担当者は替わっています。第2部は比較的、ネガティブにトヨタを論じようとしていましたが、第1部、第3部は巨大企業トヨタの存在を前提(美化)した上での展開ですから、現在の不祥事や様々な問題点についてはほとんど触れる姿勢はみられません。
 明らかに自主規制がはたらいているのでしょう。しかし、挙母市が豊田市へ、そしてトヨタ市へと変質していく姿は読み人としても、「理解」できます。
 まあ、一度のぞいてみることです。
 トヨタの世界は  ここです。
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偽装請負と電機連合

2006年08月17日 10時05分47秒 | Weblog
自動車総連と並んでJCの有力単産である電機連合がおそらく松下の事件を意識したものと思われますが、中央執行委員長名の声明・コメントを出しています。私どもからすれば内容的には限界がありますが、こうして見解を公にするというのは当然のことです。
 この間、トヨタに関わって、偽装請負だけでなく、様々な不祥事が明らかになっているにもかかわらず、トヨタ労組、全トヨタ労連、自動車総連のコメントは聞きません。これはすごい「体質」です。とりあえず以下紹介します。

以下引用開始
「製造業における偽装請負」に関するマスコミ報道についての見解
2006年8月7日
電機連合
中央執行委員長 中村 正武
---------------------------------------------------------------------------
一部新聞において「製造業における偽装請負」に関する報道がなされましたが、「違法行為はなかった」ことが確認されています。電機連合はこれまでも、コンプライアンスと労使協議充実の観点から、製造分野における請負・派遣について適正化の取り組みを行ってきていますが、本件に関し改めて下記の通り見解を示します。
各加盟組合・労連は、本見解を踏まえ、「法令遵守」について一層の徹底を図っていただくようお願いいたします。



1.製造分野における請負・派遣についての電機連合の考え方

急速な技術革新やグローバル化が進行する電機産業にあっては、オープンアーキテクチャの下でのモジュール化や、装置化・自動化の高度化など、“ものづくり”の大きな変化が進行している。こうした環境変化にあって、ものづくり技能も二極化が進み、90年代末以降、製造分野での業務請負の拡大や、法改正を受けた製造分野への派遣労働が広がっている。
しかし、請負・派遣の活用は無原則でなし崩し的なものであっていいはずはなく、個別労使において、事業の将来を見据えた真摯な労使協議を前提に活用のあり方が検討されるべきであり、長期にわたる雇用関係の中で技能熟練が期待される正社員が担当すべき領域と、請負・派遣を活用する領域の区分けを検討する中で、請負・派遣の活用が図られるべきである。但し、偽装請負のようなコンプライアンスに抵触することがあってはならない。

2.適正な請負活用に向けた電機連合の取り組み

電機連合は、請負活用が広がり始めた早い段階から世の中に先駆けてその実態調査に取り組むと共に、その調査結果を踏まえ、産別として請負活用の適正化に向けた取り組みを展開してきている。
2004年・2005年には秋季組織強化期間での統一取り組みとして、業務請負適正化に向け、コンプライアンスと労使協議充実の視点から、職場点検活動の取り組みを行っている。
また、2005年1月の中央委員会では「電機産業における派遣労働者の権利保護ガイドライン」を策定し、その報告書中に、請負ユーザー企業の労働組合として取り組むべき適正化活動マニュアルを盛り込むなど職場点検活動の継続を図っている。2006年闘争においては、労働安全衛生法改正に伴う、構内請負を含めた安全衛生管理体制の構築も統一闘争として取り組んできている。
請負労働者をはじめ非典型雇用労働者の労働条件に関しては、労働組合の社会的責任として、中期運動方針に「電機産業ミニマムワークルールの確立」を方針として掲げるなど、非典型雇用労働者に対する労働条件の改善にも取り組んでいる。

高い技能を身につけた請負労働者が希望し、活用先企業の雇用戦略と合致する場合に正社員としての雇用を図ることは、安定的で良質な雇用の確保の視点から望ましいのは言うまでもない。

3.加盟組合・労連に対する要請

このような状況を踏まえ、各加盟組合・労連は、「電機産業における派遣労働者の権利保護ガイドライン」(2005年改定版)に基づき、会社に対し「法令遵守」について一層の徹底を申し入れるとともに、請負・派遣の実態把握も含めた職場点検活動、請負・派遣の受け入れに関する労使協議の実施など、「請負・派遣についての適正な運用」に向けた活動を、より強化されるよう要請いたします。

以上
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精文館にて

2006年08月16日 21時13分56秒 | Weblog
精文館安城店(新安城)に山積みされている「トヨタの正体」をみました。
本日です。おそらく最近のことです。興味があったら豊田市内の各書店の動向も観察してご報告してください。
 夢屋書店はいかがでしょうか?知立の八ツ田の正文館だとか日新堂なんかもいかがでしょうか?
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連休の中日

2006年08月16日 09時25分24秒 | Weblog
連休の中日です。そろそろ体がなまってきた頃でしょうか?昨日は帰省客で道路も混んでいたようですが、西三河はまだこれからでしょうか?それとも分散化するでしょうか?
 この時期はトヨタ記事はあまり載りませんね。わざとこのあいだの豊田労基署事件みたいな報道もありますが、気が抜けたサイダーのようです。
 yはり靖国のような問題に収斂されるのでしょうか?参拝よくやったという人、小泉さんも含めてですが、これを契機に過去の戦争を美化し正当化する方々(小泉さんのお言葉からすれば勢力ですが)の声が大きくなろうとしていることについて、それはいいことだとお思いなのでしょうか?百歩譲って戦死者を追悼することが必要だとしても。それと「嫌韓流」に影響を受けた若者が、アジアの人々を平気で侮蔑する人がいることを。
 まあ昨日は疲れた一日でした。


全トユニオンのHPに訪問を。
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連休4日目

2006年08月15日 16時29分31秒 | Weblog
777やAパンの駐車場が8割方埋まっているところもありました。涼しいところへ行って、熱くなって身も心も軽くなって帰ってこないようにしてくださいよ。くれぐれも自重のほどを。財布の中は限られているのだから。私もかつては熱くなっていたときもありました。しかし、労働組合のあるべき姿について考えるようになってからそのような娯楽から手を引きました。ついでに、ヘビースモーカーであったのですが、12年前にたばこをやめました。
 台風のおかげなのか、雲が夕方から昨日もおかしかったです。419号線・豊田衣浦道路から東南に八ツ面山がきれいに見えました。北の方も猿投山がはっきりと見えました。本来なら、乗鞍や御岳も見えるはずですが、それは確認できませんでした。しかし、全体としてはのどかです。
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8月15日

2006年08月15日 06時08分14秒 | Weblog
今日は8月15日です。終戦の日です。ご存じのように1945年8月15日正午、昭和天皇の玉音放送によって、日本国(大日本帝国)はポツダム宣言受託を内外に表明し、ここに1931年以来の15年戦争にピリオドが撃たれました。
 この日は戦後の出発点です。悲惨な戦争体験を構成に生かすために、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が行われないないやうに」というのは私たちの常識でした。しかしここ数年、その常識とは正反対の言動が目につくようになりました。過去の戦争を美化し、居直り、そして逆に中国や韓国を攻撃する主張も目につくようになりました。
 この日、今の段階では、小泉総理は、あの戦争でお国のために軍人として参加して「戦没者」としてまつってある靖国神社に参拝しようとしています。彼はここまで、「公約」であるということにこだわっています。
 今日この後の彼の動きについて追ってみようと思います。
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豊田労基署事件のその後

2006年08月14日 18時35分25秒 | Weblog
すでに報道済みの「豊田労基署事件」の詳細について朝日さんが報道しております。これでは、たとえは悪いですが、泥棒さんに警備をたのんでいるのと同じです。労働基準監督署はどこに目を向けているのかということです。

以下引用 Asahi.comより

元豊田労基署長ら、漏洩先企業の法人会員券でゴルフ
2006年08月13日12時52分
 豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)で労働条件の相談に応じる国家公務員(非常勤)の総合労働相談員が03年、出身企業である自動車部品メーカー「大豊工業」(同市)に内部告発情報を伝えた疑いがある問題で、当時の同労基署長や、歴代課長らが相談員に誘われ、同社が法人契約を結んでいるゴルフ場の割引券を使い、同社員らとゴルフをしていたことが分かった。相談員が朝日新聞の取材に証言した。愛知労働局も把握しており、調査を進めている。

 相談員の証言によると、同社の割引券を使ったのは、03年当時の豊田労基署長(現・名古屋西労基署長)、安全衛生担当の00年当時の同第2課長(現・名古屋東労基署安全衛生課長)、監督業務を行う00年当時の同第1課長(現・愛知労働局企画室長補佐)の3人。

 署長とは03年の時に1回、2人の課長とはその後、豊田労基署から異動した後も含めて複数回にわたって行ったという。相談員が同社員らとゴルフをする際、人数が足りない時に署長や課長を誘ったという。割引券はグループの代表がまとめてゴルフ場受付に提出するので、相談員は「割引券を使ったことを署長や課長が知っていたかどうかは知らない」としている。

 大豊工業によると、同社の法人割引券を使うと、3、4000円から1万円近く安く利用できる。あらかじめ同社の秘書室に利用する人の名前を記入して申し込みをすることになっているという。

 労基署は労働条件や労働者を守るため、労働基準法や労働安全衛生法に基づき管内の企業を監督指導する。労働基準監督官は司法警察官の職務を行い、違反者を逮捕・送検する権限を持つ。

 相談員は99年に同社を定年退職し、00年に同労基署に再就職した。

 人事院によると、職員が利害関係先から割引券をもらったり、ゴルフを一緒にしたりすることは、国家公務員倫理法に基づく倫理規程に違反する可能性があるという。

 署長ら3人は朝日新聞の取材に対し、それぞれ「局から調査を受けているので言えない」「行ったかどうかも言えない」などと答えた。

 大豊工業は、「OBの一人として割引券を渡した」とするが、3人の職員への供与については「割引券を申し込んだ人がどのような仕事の人なのかまでは会社は把握していない。労基署側に渡しているという認識はなかった」としている。

 【豊田労基署の情報漏洩(ろうえい)疑惑】 豊田労基署の総合労働相談員が、出身企業のトヨタ自動車系部品メーカー「大豊工業」(東証1部上場)に、同社に関する労基署への内部告発情報を伝えた疑いが浮上。大豊工業によると、告発は残業代に関する内容で、03年11月に相談員から連絡を受け、告発の日時や発信元の部署名を教えられたという。同社は連絡直後に労基署に出向いた。愛知労働局は関係者から事情を聴くなど調査している。

以上引用終わり

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奥田碩前会長の発言

2006年08月14日 06時37分46秒 | Weblog
奥田碩トヨタ自動車前会長の発言が紹介されています。大変挙身深いものです。皆さんに紹介しましょう。

以下レーバーネットから

引用開始
13日、毎日新聞がweb版で報道してします。

小泉首相:参拝前、奥田氏に伝言託す…胡主席との極秘会談(毎日新聞)
 結局、奥田は小泉のメッセージを携えて中国へ行き、その後小泉は「例年と異なり」平服で参拝を強行しました。奥田はそれを高く評価しました。奥田は911郵政総選挙で公然と小泉自民党支持に動きました。ヤスクニでも小泉を擁護しました。

中国政府にしてみれば「だまされた」というところでしょうか。反日という民衆の思いを「指導」しそしてまく引きを強行したつけです。日本の経済界が中国に大きな利害を持っていると同時に、中国政府・官僚も日本の経済力に大きな利害をもっており、それを中心に物事を考えているということだとおもいます。9月には大きな反日ストが中国でありました。しかしこれは潰されてしまいました。

キャノン中国工場でストライキ!(ChinaNow!2005年10月)

奥田情報は中国政府に近いところからもれた可能性が大きいですが、民衆の闘争と連帯を許容しない中国政府の「歪められた反日」では、靖国問題の本当の解決にはつながらないでしょう。

金持ちや官僚に平和はつくれない。

いながき

以上です。
ところで明日は8月15日ですね。
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