オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

ウバメガシのどんぐり

2008年10月28日 | 環境
毎週日曜日、朝日新聞に別刷りで入る、「be on Sunday」
楽しく記事を読んでいますが、
26日には「今さら聞けない」のシリーズに、
どんぐりが取り上げられていました。

会社の社長も私のどんぐり研究(ちょっとおおげさ)を知っているので、
この記事をしっかりチェックしてくれていました。

私がどんぐりの観察をするきっかけとなったのが、
昨年再放送された「知るを楽しむ」という番組で8回シリーズで放送された、
「日本一多くの木を植えた男 宮脇昭」を知ってからです。
宮脇昭氏の本についてこちらでご紹介しております。

建築に関わる者として、
私も宮脇昭氏の森づくりを自分でも実践したいと思ったからです。
今回の新聞記事にも、
「どんぐりは、森林の重要な構成種であるブナ科植物の実の総称です」
と、説明しています。
このことからも分かるように、
どんぐりを調べれば、その地域に合った森の主役になる樹種が分かるわけです。
森づくりをすすめる上でこのメインとなる木が重要であり、
それらをどんぐりから育てる森づくりをしているのが、宮脇昭氏なのです。

9月12日のブログで、
身近に見られるどんぐりを紹介していますのでご覧下さい。

ウバメガシのどんぐりに最近出会えましたので、ご紹介します。
(まだ、リストになかったのでよかったです)

若葉から芽立ちするときに茶褐色に変色するのがこの木の特徴らしく、
その色から姥芽(うばめ)の名が付けられたといわれます。
また、タンニンを含んでいる樹皮を、
昔既婚婦人たちが歯を黒く染めるお歯黒に使ったことからも、
この名があるといわれています。


どんぐりの特徴としては、
ぼうし(専門用語では殻斗(かくと)といいます)は、
うろこ状になっており、実も小さめで2年かけて実ります。
備長炭にする木としても有名ですね。

この秋、是非子供たちとどんぐりを見つけてみてください 

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