アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ビワ - 蜜を求めて4

2021-01-14 20:08:09 | みんなの花図鑑

<蜜を求めて>シリーズは ポインセチア、ドンベア、サザンカの3部作で終わったのですが、きょう、もうひとつ蜜を出す花を見つけちゃいました。ビワの蜜です。補遺としてシリーズに追加します。



ミツバチが来ていました。
ということは・・・




この花のどこかに蜜があるということ!



「ミツバチ君、どこを舐めてるの?」




たいていの蜜は めしべの付け根にあります、ビワはどうかな?



ありました!
透明だから 見えにくいけど、向かって右側のおしべの下、全部「蜜」です\(^o^)/




ちょっと奥のほうに 焦点を移動してみました。



露出を変えたりしてみるのですが、相手は 透明ですから、ちょっとわかりにくいですね



まあ、このキラリと光っているところなんですけど (´・ω・)



ひとつのビワの木に数えきれないくらいの花が付いているのですが、蜜が分かる花は 数えるほどしかありませんでした。
ビワの蜂蜜は (養蜂家は冬季にミツバチを働かさないので)量が多く取れず「幻の蜂蜜」と呼ばれる高級品です。



セイタカアワダチソウ - ごわごわ

2021-01-14 15:35:24 | みんなの花図鑑

(2015-12-10撮影)
これは私が昔、セイタカアワダチソウの冬の姿とはつゆ知らず、掲示板にお伺いを立てたときのコンデジ画像です。
「セイタカアワダチソウではありませんか」と言われて のけぞりました(ToT)



(以下、2021-1-14撮影)
遠くから見ると ふわふわもふもふとした感じのセイタカアワダチソウの綿毛も・・・




近くで見ると剛毛で、触れば刺さりそう。












さらに進むと、こんな殻(総苞)の部分だけのこります。






クチナシ - 遅かりし

2021-01-14 09:50:00 | みんなの花図鑑

時期になると、いつも写真を撮らしてもらう散歩コースのお宅のクチナシ。



きのう ようやく青空になったので、撮らしてもらいに行ったら、奥様に「もう色褪せちゃってきて・・・」
「どうしてもっと早く12月に来ん(かった)?!」と叱られてしまいました。



確かに 果実の先端の 本来6本ある萼片が ぽろぽろと落ちて不格好です。



クチナシの実は古くから着色料として使われていて、栗きんとんの黄色はつとに知られていますが、実は 黄色以外に 青や赤色の着色成分を持っているそうです。



クチナシの実はヒヨドリなど鳥も好きな植物のようです。