スイセンの花は 白い花弁の前に 黄色いお椀のような形をした「副花冠」をつけているのが特徴です。
「副花冠」というと難しく聞こえますが、英語で corona といいます。コロナの後ろの白い花弁の集まりを 花冠(英語で collora カローラ)と言いますから、「花冠と 副花冠」は「カローラとコロナ」、そう、車の名前みたいだというお話でした。
で、この黄色い コロナ(副花冠)、おしべが変化してできたものらしい、というのが前回のお話でした。
後編では、このコロナ(副花冠)が変化して 八重咲き花弁に変わるというお話です。
上のように、連続して丸かったコロナ(副花冠)の一部に襞(ひだ)ができて 花弁化しだしています。
近づいてみたもの。
これも 同じような状態にあります。
色々観察してみると、変化するのは コロナ(副花冠)だけでなく、コロナの中のシベに変化がみられるものがあります。上の画像では ちょうど クリスマスローズの蜜腺(花弁が変化したもの)のように筒形になった器官があります。
上の画像では コロナ(副花冠)が断裂して、一部が雄しべの内側に入り込んできています。
とまぁ 、いろいろありまして (途中経過を省略して)・・・ コロナは カローラ(花冠)になりました (^_-)-☆
八重咲きスイセンの花弁は コロナ(副花冠)だけでなく、おしべ、めしべも花弁化していることがあるといいます。
以上ですが・・・
カローラ(花冠)といえば、ずっと昔 こんな歌がありました (^^)/
「私のカローラ」Claudia - Provided to YouTube by The Orchard Enterprises
ソノシートの時代でした (^^)/
浜口庫之助さんのつくったCMソングは すごかったなー