アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

カンザキアヤメ - ロウバイといっしょに咲く

2021-01-28 18:00:37 | みんなの花図鑑

冬の寒い時期に花を咲かせる珍しいアヤメ。




「カンザキアヤメ」はアヤメ科アイリス属の多年草で、原産地は地中海沿岸のギリシャ、小アジア、スペイン地方と言われています。
学名 : Iris unguicularis




アヤメの仲間は通常5~6月頃に咲きます。1~3月頃に咲くのはこの「寒咲きアヤメ」だけのようです。





よく似た小型の花に イチハツがあり、春一番に咲くというところから「一初」と名付けられたようですが、実際の花期は「4月下旬~5月中旬」のようです。





この網目模様、ジャーマンアイリスの模様と ちょっとだけ似てますね




ただし、ジャーマンアイリスの花期は 5月~6月で、網目模様の真ん中に ブラシ状の毛があります。



マンサク - まんず咲く

2021-01-28 10:08:34 | みんなの花図鑑

マンサクは マンサク科の落葉小高木。




学名 Hamamelis japonica(ハマメリス・ヤポニカ)
日本の本州の太平洋側から九州に分布する。(wiki 「マンサク」)




マンサクの名の由来に、「早春に他の花に先駆けて咲くので「まず咲く」→東北地方のなまりで「まんずさく」→「まんさく」となった」という説があります。




wikiのよると 本州での分布は「太平洋側」とあるのに、名前の由来が 東北地方の呼び方から、というのはちょっと違和感があります・・・




東北地方で マンサクの花の咲き方を見て 収穫を占う習慣があったそうで、
・マンサクの花が上向きに咲いた年は豊作
・マンサクの花が少ない年は凶作
というものです。確かに 収穫を占う重要な木だったらしいことは分かりますが、「真っ先に咲く」とは観点が違うような?!

まぁ、マンサクは「満作」で、由来は 「花が沢山ついて豊年満作だから。」というほうが説得力がありそうな気がしますけど (´∀`)