アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ツリガネカズラ - ノウゼンカズラ科

2021-08-09 17:50:09 | みんなの花図鑑

安城デンパークのいちばん南に池があってその周回道路のフェンスにこんなつる植物が咲いています。




ラッパ型の花冠で、色目からしてノウゼンカズラやアメリカノウセンカズラそっくりなのですが、一回り小さいです。





実は、フェンスに沿ってこのつる植物を見ていくと、いつの間にか、アメリカノウゼンカズラの花に替わっています (^_-)-☆
フェンスの隣の木に アメリカノウゼンカズラが絡みついているのです。




例によって、スマホの Google Lens で 名前を確認します。
アプリの画像は花にピントが合ってません。
それでも、的確に 候補を2つ挙げてきます(いつもこうとは限りませんが)。
「ツリガネカズラ」と「アメリカノウゼンカズラ」
目の前にある通りです。





ツリガネカズラはツリガネカズラ属とありますが、その上位は ノウゼンカズラ科です。





シベは ノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラと同じ、とあります。




つまり、おしべ4個、めしべ1個で…
雄しべは 上に一組、下に一組。




上のおしべに挟まれているのが雌しべの柱頭です。
虫が触れると 開けた口を閉じます。(← 他のノウゼンカズラ科からの類推です)
類推といえば、「おしべ4個」ということになってますが、実は退化した5番目のおしべが、ツリガネカズラにもありそうです。