アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エゾムギ(属) の地味な花

2021-08-20 19:33:27 | みんなの花図鑑

安城デンパークのグラスウォークにあるイネ科の草です。(バックは パンパスグラス)




どぉーってことない地味なイネ科の花ですが、オレンジ色がチラチラしているので、気になって近づいてみました。
名板があり、それには「Elymus glaucus エリムス・グラウカス」と書いてあります。




「エリムス・グラウカス」で検索しても何も出てこないので、
Elymus glaucus で検索して英語版wikiを機械翻訳させたら
「エゾムギ」と翻訳してきました。




「エゾムギ」でググると、エゾムギ属(Elymus)の記事が多く出てきます。
「エゾムギ」そのものもあったのですが、その記事には 学名 Elymus sibiricus となっています。




日本でよく見る イネ科エゾムギ属は アオカモジグサ だそうですが、あまり似ているとは思えません。




以下、ウィキペディア(英語) から翻訳:
Elymus属は、ライムギ、小麦、その他の広く栽培されている穀物に関連する、草科の約150種の多年生植物の属です。 Elymusは国際的な属であり、世界のすべての大陸の種に代表されます。 一般的な名前には、カウチグラス、ワイルドライ、ウィートグラスなどがあります。

Elymus glaucus はの種である草として知られている青色の野生ライ麦や青wildryeこの草はから北米へのネイティブであるアラスカのニューヨークメキシコ北部へ。それは野生のライ麦の一般的で普及している種です。





クルマバザクロソウ - 雨に濡れ

2021-08-20 10:25:21 | みんなの花図鑑

雨の中の散歩、下を向いて歩いていると、またも、いつか見た小さな花が・・・
えーっと、確か最初に会ったのは 団地の前の側溝の中だったよね




よく似た名前の草があり、そちらは茎の頂上に花をつけるけれど、こちらの種類は 丸い茎から出ている葉腋の谷間に花をつけます。




確か果実が ザクロの真っ赤な実に似ているので・・・ザクロ・・・
そう、ザクロソウだ (^^♪
ザクロソウは 茎の頂上に花をつけるほうで、こちらは クルマバザクロソウだ \(^o^)/
(クルマバというのは 葉が輪生しているところから)
「偽輪生する葉の数が多いのも目安になる。ザクロソウは2-3枚だが,クルマバザクロソウでは4-7枚がつく。」
(いがりまさし撮れたてドットコム「クルマバザクロソウ」)




さっきから 写した画像を見ているのだけれど、
雌しべの柱頭も おしべの花糸も葯も、花弁の縁も、みな透き通る白なんですよね?!




さっそく訂正
「花には花弁がなく、花被片は5(まれに4)個つき、長さ2.5~3㎜、3脈があり、縁は膜質、先がやや尖る。」(三河植物観察「クルマバザクロソウ」)
「花被片に3脈がある。」(松江の花図鑑「クルマバザクロソウ(車葉柘榴草)」)




さっきの画像もそうなんだけど、おしべの葯が 雌しべの柱頭に寄り添っている。
「雄しべが柱頭を隠しているようだ。」との記事も(^^ゞ





受粉した子房は果実(蒴果)に成長します。その中の種子がザクロそっくりなんです。

クルマバザクロソウの果実