
雨の中散歩してると、いつもと違う草が気になります。
これはトウダイグサ科のエノキグサです。
草丈は 30cmあるか、ないか、です。

名の由来は葉がエノキに似ているから。

トウダイグサ科といっても、ユーフォルビア属のような杯状花序ではありません。

杯状花序ではありませんが、やはり独特です。
雌雄異花で、紅い穂が雄花。
丸い葉の真ん中にあるのが 雌花です。

雌花です。

「雌花序は葉状の総苞に包まれるようにして咲く
雌花は柱頭が3個(まれに4個)あるだけだ」(神戸の花と木(今の花と木の様子)「エノキグサ」)

でも、ときたま混乱するような花序に出会います。この(奥のほうの)雌花の頭には 雄花序の一部が載ってるようですし・・・

こんな風に、雄花序の穂の先端に 雌花が開いていることもあれば・・・

雌果序のお椀(杯(カップ))の中から 雄花が出てきていることもあります。